料理番組などを見ていると、肉や魚などを焼く際に、洋酒などをかけて火をボワッとさせる「フランベ」の光景を目の当たりにすることも少なくないが、今回ご紹介するのは、なんと「アルコール度数96%の酒に、1000℃に熱した鉄球を入れる」という、ダイナミックな実験の模様を映した動画だ。
【映像】アルコール度数96%の酒に1000℃の鉄球を入れた結果
 科学的好奇心を刺激する投稿を行い多くのユーザーからも注目を集める産業用機械の製造会社『大阪染織機械』が投稿・公開したこの動画(@osakasenshoku)は、同アカウントの動画でしばしば登場する「1000℃に熱した鉄球」を、「スピリタス」というアルコール度数96%の洋酒に入れたらどうなるかを実験した際の模様を記録したもの。今回の実験は世界初実験の第4弾だそうで、実際に鉄球を入れてみると、瞬く間に「スピリタス」が沸騰したような状態となってすぐさま「スピリタス」のアルコール分に引火し、そのまましばらく燃え続けることに。そして、3分ほど経つとコップの中の液体はほとんど空に。するとようやく炎も収まっていき、最後には投入前よりも少し冷めた鉄球だけが残されるという結果となったという。なお投稿者の『大阪染織機械』は「安全対策を十分にして撮影をしています。絶対に真似はしないでください」と呼び掛けている。