日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第8節B卓が10月24日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀「Mリーグ」KADOKAWAサクラナイツで活躍する内川幸太郎が、1人浮きの卓内トップを取った。
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
内川は前節を終えてトータル暫定5位と、上位3人までの昇級枠争いが狙える位置につけていた。1回戦はオーラスに役満・四暗刻単騎をテンパイしたものの、柴田吉和に満貫を放銃してトップ目からまさかの3着落ち。それでも2回戦からは連続したアガリで他を寄せ付けず、圧巻の3連勝を果たして1人浮きのトップに。トータルでも暫定3位とついに昇級圏内に食い込んだ。
試合後の内川は「ここ最近、良い麻雀を打てていなかったのですが、一度吹っ切れて攻
め切ってみたら、今日は牌もついてきてくれて良い位置につけることができました。今日のこの感覚を忘れずに頑張って行きます」と、笑顔が弾けていた。
【試合結果】
1位 内川幸太郎 +78.4
2位 柴田吉和 ▲5.4
3位 高橋良介 ▲12.4
4位 刀川昌浩 ▲60.6
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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