開催地のこだわり満載メニューで対局者がパワーチャージを図った。将棋の藤井聡太竜王（名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21）が10月25日、福岡県北九州市の「旧安川邸」で伊藤匠七段（21）と第36期竜王戦七番勝負第3局1日目の対局を行っている。注目の“勝負めし”には藤井竜王が「北の海鮮バターライスっちゃ」、伊藤七段が「海老香る 関門地ダコの冷製にゅうめん」を注文した。
【映像】藤井竜王の「バターライスっちゃ」と伊藤七段の「にゅうめん」
同学年対決として注目を集めている本シリーズ。第3局は“製鉄の街”・北九州に舞台を移して争われている。本局は、北九州市の市政60周年記念事業として開催されており、勝負めしにも注力。特製メニューブックには地元の魅力がたっぷり詰められた全10品がズラリと並んでいる。
1日目の昼食には、藤井竜王が「北の海鮮バターライスっちゃ」を注文。バターライスと言えば、関西将棋会館で行われる対局で藤井竜王が多く注文しているお気に入りメニューだが、本局では豊前本ガニに赤ウニ、キャビアなどの豪華なトッピングが目を引く。メニュー名の「～っちゃ」は、北九州の方言で軽い強調を表現しているといい、ABEMAの中継で聞き手を務めた和田あき女流二段（25）は「『バターライスだよ！』ってことですかね？」と可愛らしい口調で紹介した。
一方、伊藤七段は「海老香る 関門地ダコの冷製にゅうめん」を注文。車エビで取った出汁がきいた味わい深いスープに、関門地ダコの甘みが贅沢なにゅうめんで、オリーブオイルをひと回しすることでより香り高く“味変”することができる。
地元の名産を取り入れた勝負めしにファンも注目。視聴者からは「方言メニューかわいい！」「おしゃれランチだ」「海鮮いいねえ」「美味しそうっちゃ」「エビカニ合戦だね」などのコメントが寄せられていた。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
