将棋の竜王戦七番勝負第3局は10月26日、福岡県北九州市の「旧安川邸」で藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)と挑戦者の伊藤匠七段が2日目の対局を行っている。激しい戦いが始まっているものの、形勢はほぼ互角。終盤戦に向けて主導権を握るのはどちらか。
【中継】藤井竜王VS伊藤七段 注目の北九州対局・2日目(生中継中)
藤井竜王の防衛“王手”か、伊藤七段の反撃開始か。注目の第3局は、先手番の伊藤七段得意の相掛かりの出だしに。定跡が整備されてない形となり一手一手慎重な展開となった。前日に藤井竜王が1時間43分の長考で封じた44手目は、角道を通す突き歩。激しい戦いへの変化を含む選択から2日目の戦いが始まった。
後手の陣形は薄いが、藤井竜王は飛車を活用して強気の姿勢を示しておりABEMAで解説を務める中村太地八段(34)は「先手に選択肢が多いが、常に怖い」とコメント。形勢に大きな差はないが、一気に終盤戦へ突入する可能性もあるだけに休憩明けの展開から目が離せない。持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王 肉ごぼ天うどん
伊藤匠七段 天然鰻の鰻重
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲伊藤匠七段 2時間23分(消費5時間37分)
△藤井聡太竜王 2時間38分(消費5時間22分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)