藤井聡太竜王、頬をペチペチ気合注入 先輩棋士「相手がいない時は声出しやすい」 考慮中の表情に「ぺちぺち珍しい」「悩んでそう」の声
【映像】藤井竜王、“頬ペチ”の瞬間

 将棋の竜王戦七番勝負第3局は10月26日、福岡県北九州市の「旧安川邸」で藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)と挑戦者の伊藤匠七段(21)が2日目の対局を行っている。本局に勝利すれば防衛に王手がかかる藤井竜王は、緊張感漂う終盤戦で深いため息の後に頬をペチペチと叩いて気合を注入。考慮中の表情に、ファンからは「ぺちぺち珍しい」「悩んでそう」のコメントが寄せられていた。

【映像】藤井竜王、“頬ペチ”の瞬間

 防衛3連覇を目指す藤井竜王に、同学年の伊藤七段が挑戦する注目のシリーズ。藤井竜王の2連勝で迎えた第3局は相掛かりの出だしから激しい戦いへと突入し、終盤戦で藤井竜王がやや優位に立ったと見られている。しかし決して簡単ではなく、藤井竜王は相手の伊藤七段の離席中に「はぁ~」と深いため息を漏らすなど、悩まし気な表情を見せていた。

 ABEMAの中継で解説を務めた久保利明九段(48)は、棋王3期、王将4期の経験を持ち、タイトル戦登場回数は15回。自身の経験を踏まえつつ、「相手の離席中は声を出しやすいというのはありますね」とコメントした。すると、扇子を片手にした藤井竜王は反対の手を顔に当てて“ペチペチ”っと音を立てて叩き気合を注入。その様子を見た久保九段は「表情自体に変わりはないが、先の先まで読んでいるんでしょうね」と加えていた。

 大舞台の経験を重ねるにつれて大きな表情の変化が少なくなった藤井竜王だが、対戦相手の離席中は素の様子も。頬をたたき、額に手を当てて考慮する様子に、視聴者からは「ぺちぺち珍しい」「悩んでそう」「ペちペち何だろう〜」「八冠になっても可愛さキープ」「ちょっと眠い?」などのコメントが寄せられていた。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】藤井竜王、“頬ペチ”の瞬間
【映像】藤井竜王、“頬ペチ”の瞬間
【中継】第36期 竜王戦 七番勝負 第3局 2日目 藤井聡太竜王 対 伊藤匠七段
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