将棋の竜王戦七番勝負第3局は10月26日、福岡県北九州市の「旧安川邸」で藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)と挑戦者の伊藤匠七段(21)が2日目の対局を行っている。若き両者による戦いは終盤戦へ突入。藤井竜王がやや指しやすいと見られており、防衛へ“王手”をかけるか伊藤七段が流れを引き戻すか、クライマックスに向けて注目が集まっている。
【中継】藤井竜王VS伊藤七段 注目の一戦は白熱の終盤戦へ!(生中継中)
挑戦者の伊藤七段得意の相掛かりの出だしとなった本局は、藤井竜王が攻勢に出て優位に立ち終盤戦へと突入している。リードを広げたい藤井竜王だが、伊藤七段も読みを深く入れて罠を張り巡らせており、最終盤に向けて大熱戦が見込まれている。午後4時30分の時点で藤井竜王の持ち時間は1時間を切っており、どのような結末を描いているか両者の構想から目が離せない。
藤井竜王が勝てば防衛3連覇に“王手”。一方、伊藤七段は是が非でもシリーズ初白星が欲しいところ。七番勝負の中盤戦・第3局を制するのはどちらか。持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【午後4時30分頃の残り持ち時間】
▲伊藤匠七段 1時間15分(消費6時間45分)
△藤井聡太竜王 52分(消費7時間8分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)