【日本シリーズ】阪神 6-2 オリックス(11月2日/阪神甲子園球場)
阪神のドラフト1位ルーキー・森下翔太が、値千金の逆転タイムリー3ベースヒットを放ちチームに勝利をもたらした。
阪神は0-2と2点ビハインドの8回裏、近本光司のタイムリーヒットで1点を返し1-2と1点差に迫る。さらに1死二、三塁のチャンスで打席に入ったのは3番の森下翔太。森下はカウント2-2からの7球目、真ん中低めの見逃せばボールと思われるストレートをすくいあげる。打球は左中間を深々と破る逆転タイムリースリーベースヒットとなった。甲子園球場が大きく湧く。
森下は7回にライトの守備で失点に直結するエラーを犯しており、期する思いがあったことだろう。そのミスを帳消しにする一打。ヘッドスライディングで飛び込んだ三塁ベース上で大きくガッツポーズする姿は頼もしかった。
森下の逆転打の後も阪神打線は止まらない。大山悠輔と坂本誠志郎にもタイムリーが飛び出しこの回一挙6得点。猛虎打線が火を吹きオリックス投手陣に襲いかかった。最終回は守護神の岩崎優が無失点に抑えて阪神が鮮やかな逆転勝ち。1985年以来となる”アレ”の”アレ”へ王手をかけた。その中心には森下がいる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)