見慣れない理牌に、視聴者もざわざわ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」11月2日の第1試合。EX風林火山・勝又健志（連盟）のクセの強い牌の並べ方に、ファンから様々な声が寄せられた。
東3局2本場、勝又は東を暗刻にしてイーシャンテン。その段階ではその東が3つ並んでいたが、勝又はその後の仕掛けを見据えて、牌の並びに手を加える。東のあいだに2筒の対子を挟み、さらにマンズの並びも変え、最後に右端にまた東という珍しい形となった。
解説者の土田浩翔（最高位戦）が「東の配置は？面白いですね」と言及し、実況の日吉辰哉（連盟）は「これはどういう意図があるんだ？カン3筒を鳴くときに挟んでおこうということかな？」と困惑しつつ、勝又の思考を探った。ファンは「どういう理牌w」「ケンジやってるな〜」「東の結界」「手牌で遊ぶケンジ」「東分散ｗ」と戸惑うばかり。
結果はマンズを引いて4筒が押し出され、この牌が渋谷ABEMAS・日向藍子（最高位戦）のリーチに御用となった。“軍師”の手のなかで突如起きた“バラバラ事件”に実況もファンも困惑。その深い思考に、見る者が様々な推理をするという、頭の体操にもなりそうなシーンだった。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
