中田花奈、4戦目の初勝利チャレンジ 響くか「ナカダカナシカ」コール/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ サクラナイツvsフェニックスvs雷電vsBEAST

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、11月3日の第1試合に出場する4選手を発表した。今期から参戦しているBEAST Japanextの中田花奈(連盟)は、これがMリーグデビューから4戦目。悲願の初勝利を手にして「ナカダカナシカ」コールを響かせることはできるか。

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 人気アイドルグループ・乃木坂46の1期生として活躍した中田は、2020年10月で卒業。その後はタレント活動を続けつつ、プロ雀士になり麻雀カフェも経営。今期からMリーグ入りを果たすと、過去3戦は懸命に先輩たちに食らいつき2着1回・3着2回と踏ん張っている。ただ、やはりルーキーにとって、早く手にしたいのが初勝利。アイドル時代からのファンも、ライブで叫んできた「ナカダカナシカ」のコールで、一緒に勝利の喜びを分かち合いたいはずだ。

 ルーキーでなくても、シーズン初勝利を手にする難しさを痛感している者もいる。KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)は、リーダーとしてチームを引っ張りたいところだが、4戦してトップなし、ラス2回でマイナスも3ケタ。チームワーストでは、顔が立たないというものだ。岡田紗佳(連盟)の活躍もあり、チームポイントはプラス域。上位の常連だったころの姿を取り戻すために、やはり内川の力が必要だ。

 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)も、今期未勝利の一人。「打点女王」の平均打点が4660点であることを見れば、いかに本調子でないかがわかる。ただ、振るわない成績に心を乱すタイプでもなく、独特の感性と読みで掴むアガリは天才そのもの。目を疑うような手順でアガリが連発し始めれば、茅森は止まらなくなる。

 出場4選手の中で唯一プラスなのがTEAM雷電・本田朋広(連盟)。自身1年目は大きなマイナスを抱えたまま苦しい日々を過ごしたが、2年目となった昨シーズンは一気にポイントを伸ばし終盤までMVP争い。チームメイトの先輩たちからも「ともくん」と呼ばれてかわいがられるなど、すっかり馴染んだ。背伸びもせず、守りもせず。自然体で走る本田は強い。

【11月3日第1試合】

KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人29位 ▲113.6
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)個人32位 ▲158.0
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人11位 +46.3
BEAST Japanext・中田花奈(連盟)個人23位 ▲41.0

【11月2日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +238.5(24/96)
2位 渋谷ABEMAS +201.0(26/96)
3位 U-NEXT Pirates +158.8(24/96)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +19.0(22/96)
5位 TEAM雷電 ▲28.5(24/96)
6位 赤坂ドリブンズ ▲92.0(26/96)
7位 EX風林火山 ▲121.4(26/96)
8位 BEAST Japanext ▲130.3(22/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲245.1(22/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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