勝って飲むから酒はうまい!麻雀料理人・松ヶ瀬隆弥 接戦制し個人2連勝「キンキンに冷えたやつでいきたい」/麻雀・Mリーグ
【映像】快勝にニコニコする松ヶ瀬隆弥

 この開放感がたまらない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」11月6日の第1試合はEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)がトップ。今期は苦しいスタートも、自身6戦目の10月26日の第1試合で初トップを決め、この日で個人2連勝とした。試合後は表情を緩め「キンキンに冷えたやつでいきたい」と、勝利の美酒に思いを馳せた。

【映像】快勝にニコニコする松ヶ瀬隆弥

 この試合は東家から渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)、BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)、松ヶ瀬、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)の並びで開始。試合は魚谷が先行。松ヶ瀬の反撃チャンスは東4局だ。タンヤオ・平和・一盃口・赤の8000点のテンパイを慎重にダマテン、鈴木大介からアガり魚谷へ迫った。さらに南1局、絶好の一・四・七万待ちでリーチをかけると、終盤に一万をツモ。リーチ・ツモ・赤・ドラの8000点と、満貫を立て続けにアガり、魚谷をかわした。

 その後、鈴木大介が親跳満を決め、松ヶ瀬はまた2着目へダウン。しかし南2局2本場、松ヶ瀬は白鳥からリーチ・平和・ドラ・裏ドラをアガって再度トップ目へ。南4局は白鳥の大物手の気配を察し、繊細な選択を繰り返した。最後は白鳥が鈴木大介からアガってゲームセット。松ヶ瀬はこのリードを守り、個人2連勝を獲得した。

 この日は入場シーンのナレーションをプレーヤー解説のTEAM雷電・萩原聖人(連盟)が担当。その際に「今日も勝って、得意の料理で晩酌といきたいところだよな」「キンキンに冷えてやがる…!犯罪的だ!」など漫画・アニメ「カイジ」の有名なセリフと共に登場したこともあり、試合後はまず「キンキンに冷えたやつでいきたい」と笑顔を浮かべた。

 一時は大きなマイナスを抱えていたチーム成績も、秋の深まりと共に上昇傾向にある。松ヶ瀬は最後に「もう少しでプラスにいける。これからもチーム一丸となって優勝を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」とメッセージ。ファンからは「がせさん最高よ」「ガセは頼りになるな」「風林あがってきたなあ」とその確かな実力と、上昇気流に乗ったチームへ期待の声が多数寄せられた。

 元プロの料理人で、多趣味でも知られる松ヶ瀬。前職で培った繊細さ、そして与えられた材料で最も良いものを作るというセンスが麻雀にも大いに活かされている。なお第2試合ではチームのキーマン二階堂亜樹(連盟)がトップで、チームはデイリーダブルを達成。松ヶ瀬のトップがチーム反撃の足掛かりを作った。

【第1試合結果】

1着 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)4万点/+60.0
2着 セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)3万2400点/+12.4
3着 BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)1万5800点/▲24.2
4着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)1万1800点/▲48.2

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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