目まぐるしい展開に、多くのファンが困惑した。11月7日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」の第2試合では、ほんの1巡で4人全員がテンパイする激レアな場面があった。
当試合は起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)の並びでスタート。東1局では萩原が1000点(供託1000点)、東2局では小林が6400点、東3局では萩原が跳満・1万2000点をアガった。
そんな中で迎えた東3局1本場、まずテンパイしたのは親番の萩原だった。高目であれば、一盃口が付いてロンができる手。さらには役満・四暗刻への変化まで見込める状況だったが、次々巡に高宮が鳴いたことで、萩原はそのままの待ちでリーチをかけた。アガリ牌は三・六万。「これ、めちゃくちゃいいですよね」と、そのアガリ牌が山に7枚もある状況に放送席が盛り上がると、同巡、今度は南家の小林がテンパイさせた。「ヤミテンだ!」。小林がリーチを宣言せずに牌を河に置くと、西家の高宮がチー。こちらもテンパイまで持ち込むと、今度は北家の岡田がテンパイの後にリーチで応戦した。
この超速展開には、ファンから「こりゃおもしろい」「激アツ」「もうめちゃくちゃ」「渋滞してるやん」「うひゃー」「忙しい」「なにこれ」「どうなってんねん」「ざわざわ」「全員!」バチバチやね」などとコメントが殺到。最終的には高宮がアガり、激闘をくぐり抜けていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)