Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、11月9日の第1試合に出場する4選手を発表した。U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)は前回出場が10月23日で、約半月ぶり、11月では初登場となる。前回、大きなラスを引いたが雪辱を果たすことはできるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsフェニックスvs雷電vsPirates
MVP経験もある瑞原は今期も順調にポイントを積み重ねていたが、前回出場時はことごとく当たり牌を掴まされ、100ポイント近いマイナスを食らう大きな箱ラス。個人ポイントでも一気にマイナス域に転落した。これ以上ない逆風を感じた一戦だったが、試合間隔も空いたことで気分一新、強い瑞原を取り戻して卓に向かうはずだ。
是が非でも1勝をもぎ取りたいのが、個人35位に沈む赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)。前回出場は、あと少しで今期初トップというところを、オーラスでかわされて2着。ただ、少しずつ笑顔も取り戻し「ゼウス」と呼ばれる男にも光が差してきた。付き合いの長い選手ほど、目を覚ましたら恐ろしいと警戒するだけに、この一戦が何かのきっかけになるか要チェックだ。
マイナスポイントが300を超え、これ以上の失点を防ぎたいセガサミーフェニックス。孤軍奮闘状態になっている魚谷侑未(連盟)が、リーグ最下位のチームを上昇気流に乗せるべく先発を託された。今期は開幕前からマイナーチェンジして戦いに臨むと宣言し、しっかりと結果もついてきている。悲願の初Vに向けて、仲間を鼓舞するようなトップが欲しい。
リーグ2位と好調のTEAM雷電からは瀬戸熊直樹(連盟)が出る。昨期、初めてファイナルシリーズ進出を果たしたチームは一皮剥けた印象を周囲に与え、全員がのびのびと打つことが好結果につながるという理想的な状況だ。重厚感漂う瀬戸熊の打ち回しは、効率とはまた違う魅力を持つ。鬼気迫る表情で手繰り寄せたアガリ牌は、トルネードツモで叩きつける。
【11月9日第1試合】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人35位 ▲186.2
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)個人7位 +129.9
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)個人8位 +123.7
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人22位 ▲33.6
【11月7日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +318.1(26/96)
2位 TEAM雷電 +151.5(28/26)
3位 U-NEXT Pirates +144.4(26/96)
4位 渋谷ABEMAS +123.2(28/96)
5位 EX風林火山 +10.8(28/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲40.6(26/96)
7位 赤坂ドリブンズ ▲92.0(26/96)
8位 BEAST Japanext ▲249.3(26/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲366.1(26/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)