吹いた“風”は決して逃さない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」11月9日の第1試合。U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）が親番でタイミング抜群のリーチ＆一発ツモを披露した。
トップ目で迎えた南1局2本場、親で3万3200点持ちの瑞原は早々に5・6筒の変則2面張のテンパイ。手の内にはドラ五万が1枚、それも赤。これだけで7700点のテンパイのため、瑞原はダマテンを選択した。放送席の日吉辰哉（連盟）は「トップ目からの加点、大きいですよね！」と鼻息を荒くする。解説の村上淳（最高位戦）は「待ち替えとか考えずに、サクっとツモっちゃいたいですよね」。
その後、瑞原は5索をツモって小考。2・5・8索の三面張でリーチを決断した。するとこの判断が大正解。一発で2索をツモり、リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・赤・ドラ・裏ドラで1万8000点（＋600点）のアガリをゲット。ファンからは「最高でーす！」「つおい！」「アッキーナ！アッキーナ！」「つえー」「完璧やー」「やりたい放題なにこれ」「即リー行かなかったの見事すぎる」と多数の驚きの声や賛辞が寄せられた。
早いリーチは自重し、我慢したことで望外の親跳満が完成。村上は「素晴らしすぎて！」と思わず脱帽、日吉もまた「ここは大きなアガリになりました！」と高らかに伝えていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
