将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が11月11日、第36期竜王戦七番勝負第4局で挑戦者の伊藤匠七段(21)と2日目の対局を行っている。すでに終盤戦に突入している北海道小樽市対局。注目の“勝負メシ”には、藤井竜王が「握り寿司」、伊藤七段が「鰊そば」と地元名物を選び、激しい戦いへのパワーチャージを図った。
伊藤七段の長考中に迎えた2日目の昼食休憩。すでに終盤戦に突入しているとあり、両者ともに食べやすいメニューを選んだ。藤井竜王は握り寿司。本マグロ、平目、ホタテ、ぼたん海老、サンマ、北寄貝、シャコ、アナゴ、いくら、ウニが並んでおり、小樽の海の幸をたっぷり楽しむことができる。
挑戦者の伊藤七段は、地元名物の鰊そばをオーダーした。小樽と鰊の歴史は古く、春先に大群が押し寄せることから江戸時代から明治、大正、昭和初期には日本屈指の漁場として栄えた。本局が行われている「銀鱗荘」も、明治時代の大網元が築造した鰊御殿だ。大振りの鰊の切り身が乗せられたそばとともに、帆立のおこわが一緒に提供された。
注目の勝負メシとあり、ABEMAの視聴者からも「小樽対局ならではですね」「どちらもおいしそう」「さすがタイトル戦」「ニシン御殿ですから!」「やっぱお寿司魅力的…」の反応が上がっていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)