国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2023」のファイナル進出を目指す「麻雀最強戦2023 ザ・リベンジ」が11月12日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」KONAMI麻雀格闘倶楽部でも活躍する高宮まりが優勝、ファイナル行き最後の1枚のきっぷを勝ち取った。
4月に行われた「女流最強スター決戦」で敗れたものの、ファン投票の結果により「ザ・リベンジ」の出場権を得た高宮は、予選B卓を2着で通過。決勝卓では同じくMリーグ・U-NEXT Piratesでプレーする鈴木優とのマッチレースになった。親番の東1局、いきなりタンヤオ・ドラ3の1万2000点で好スタートを切ったが、東2局で親番になった鈴木優が連荘し、トップ目を譲る展開に。それでも2万点近くの差をつけられた東4局、リーチ・一発・タンヤオ・平和・裏ドラ2の跳満、1万2000点を内田みこからアガり、一気に差を詰めて南場に突入した。
優勝への決定打になったのは親番・南1局の一撃だ。リーチ・ツモ・三色同順・ドラ・裏ドラの跳満、1万8000点でついにトップ目に再浮上すると、その後も追いすがる鈴木優に対して、南2局でリーチ・ツモ・一盃口・ドラの満貫を突きつけて振り切った。悲願の初ファイナルを決めた試合後は「自分なりに頑張ろうと思っていたんですけど、アガってもアガっても鈴木さんがくっついてくるのがストレスでした(笑)」と笑いを取ると、「自分なりに戦い抜けたというか、細かい振り返りは絶対にあるんですが、信じて頑張れたと思います」と、納得の勝利に笑顔が絶えなかった。
【決勝結果】
1位 高宮まり
2位 鈴木優
3位 石井良樹
4位 内田みこ
(ABEMA/麻雀チャンネルより)