苦戦のルーキー醍醐大、8戦目で目指す待望の初勝利 チーム浮沈の鍵を握る男/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvsBEAST

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、11月13日の第1試合に出場する4選手を発表した。セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)は今期からMリーグに入ったが、7戦していまだトップなし。“8度目の正直”で、待望の初勝利を手にできるか。

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 現監督・近藤誠一(最高位戦)が抜けた穴を埋める存在として期待された醍醐だが、ここまで積み上げた実績・経験・雀力が、開幕から2カ月近く経過した今でも、まだ発揮できているとは言い難い。本人にとっても大きな誤算だろうが、7戦して2着も3回とじわじわと初トップに近づいている。あとは少しの追い風が吹けば、苦戦がうそのような快勝が待っている。

 前回出場時に、ようやく今期初勝利を挙げたのはEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)。今期のキーパーソンとして指名を受けたとおり、亜樹がトップを取った途端に、チームの成績もプラス域に転じた。優勝経験もあるチームで、昨期はレギュラーシーズンで600ポイント近いプラスを叩き出したほど、勢いづけば止まらないチーム。亜樹の連勝は、その大きな原動力になる。

 突出した強さと思われたところから急ブレーキがかかったのはKONAMI麻雀格闘倶楽部。佐々木寿人、伊達朱里紗(いずれも連盟)で個人スコアの1、2位を独占していた時は、どこまでプラスを積み上げるかと思われていたが、ついにU-NEXT Piratesに抜かれて2位に後退。ここはエース佐々木が自ら勝利を収めて、あっさりと首位を取り戻したい。

 少々のマイナスなど気にしないほど、前に前にと進むのがBEAST Japanext・鈴木大介(連盟)。将棋の棋士として培った勝負度胸はすさまじく、Mリーグとしてはルーキーながら、真正面からぶつかるような麻雀に終止し、高打点を連発する。平均打点8057.69。牌を倒される時には、満貫以上は覚悟しなければならない。

【11月13日第1試合】

EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人30位 ▲89.6
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)個人9位 +99.5
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人32位 ▲146.8
BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)個人21位 ▲31.3

【11月10日終了時点での成績】

1位 U-NEXT Pirates +298.2(28/96)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +237.9(28/96)
3位 TEAM雷電 +124.8(30/96)
4位 渋谷ABEMAS +88.4(30/96)
5位 KADOKAWAサクラナイツ +37.9(28/96)
6位 EX風林火山 +10.8(28/96)
7位 赤坂ドリブンズ ▲129.8(28/96)
8位 BEAST Japanext ▲212.8(28/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲455.4(28/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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