このかわいらしい手付きは、福を呼び込む勝利のサインだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」11月13日の第2試合。逆転のリーチをかけたセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)がツモる際、手付きが“猫ハンド”になっており、この様子にファンも興味津々だった。
7800点差で迎えたオーラス、茅森は赤2枚を持って、カン八万待ちのリーチを決断した。ライバルの手に1枚渡り、山には残り1枚となった中で、茅森は一際大きな声で「ツモ!」。リーチ・ツモ・赤2で8000点ゲット、これで今期初のトップとなった。
このツモの際、茅森の手は牌を指の間で挟むような持ち方。ひょいっと持ち上げ、その後に「ストン!」と小気味よくラシャへ叩きつけた。軽やかなアクションと手付きは、まるで幸運を招く猫の手のよう。ファンは「きたぁ!!!」「さや姉!」「ないすぅぅぅぅぅ!」「口角ぐい!」と熱気の籠ったコメントを寄せていた。
試合後は口角を「ω」にしてまた猫のようになった茅森。低迷するチームに福を呼ぶ「さや姉」の大活躍と愛らしいアクションにファンが魅了されたドラマティックな一幕だった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)