【WWE】RAW(11月13日・日本時間14日/ワシントンD.C.)
WWE『RAW』でいま、3週連続で回し蹴りによる“一撃”KOの山を築いている狂暴すぎる女子レスラーがいる。観客からの大ブーイングを浴びても日々、凶暴さと過激さ、さらに破壊力が増していく中国武術の達人でもある女子レスラーとは。
11月13日(日本時間14日)に行われたWWE『RAW』で、インディ・ハートウェルと対戦して凶悪なスピニングキックで3週連続、3者連続となる悪夢のKO劇を演じたザイア・リー。試合開始からハートウェルが攻め込むも、ザイアはスピニングキック一撃でノックアウト。一度は立ち上がろうとしたハートウェルだったが、駆け寄ったレフェリーが慌ててゴングを要求。場内に甲高いゴングの音が響くと、追いかけるようにして場内からブーイングが沸き起こった。
実況が「何週も見ている光景」と困惑したように、ザイアは『RAW』再登場以降、リングの内外で、この"スピニングキック"被害者の会のメンバーを毎週増やし続けており、ブーイングも週ごとに大きさを増している。
最初の被害者はキャンディス・レラエ。先月同31日にはバックステージで試合観戦中に背後からザイアの襲撃を受けて一撃KO。怒りのリベンジマッチでも、試合開始わずか数秒、一瞬の隙を突かれ、一撃でスピニングキック葬。あまりの衝撃に「事故?」「失神した」と一時騒然となった。
続いて、先週同7日の『RAW』女子バトルロイヤルの入場シーンでも、大本命の一人"ザ・マン"ことベッキー・リンチを背後から襲撃。参加メンバーでもないザイアがタイトルショットをかけたバトルロイヤルをぶち壊したことで『RAW』GMアダム・ピアースが「何を考えてるんだオマエ!」と激怒。退場を命じたのは記憶に新しい。
そして今週の被害者となったのがハートウェルだ。NXT女子タッグ王者のキャンディスとハートウェルをともに一撃でノックアウト。さらに自身のメンツも潰されたNXTのシングル王者であるベッキーは、ザイアにシングル対決を要求。『RAW』“最凶女子"への包囲網が狭まりつつある。
では、ザイアはどのような人物か。中国・四川省重慶出身のザイアは、WWE史上初の中国人女性スーパースターで、2017年のトライアウトを経て契約を勝ち取った叩き上げ。2019年からNXTに参戦し、現在『RAW』の巨大女子枠の一角であるラケル・ロドリゲスらと死闘を繰り広げ、その後『SmackDown』に昇格した。
かつてはWWE入りしたばかりのカイリ・セインの「ブーイングが怖い」という精神的なスランプに対して、優しく励ましの声をかけたという心温まるエピソードもあるザイア。どこでどう間違ったか…両選手とも大ブーイングをエネルギーに今では“大ヒール”の道を突き進んでいる。
“一撃必殺”のKOシーンが印象的すぎるあまり、当たれば終了となるザイアの蹴りはファンのブーイング対象となりつつある。しかし、次回のベッキーとの直接対決で「本当に強いやつか?」はたまた「単なる暴走女子なのか?」真価が問われる試合になりそうだ。(ABEMA/WWE『RAW』)
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