園田賢、個人首位も狙える位置から出場 歓喜のマシンガントークは聞かれるか/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs麻雀格闘倶楽部vsBEASTvsPirates

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、11月16日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は個人2位につけている赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)。下位に沈むチームを引き上げるために、魔術師があの手この手で卓上を賑わせる。

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 麻雀をこれ以上ないくらい理論的に捉え、目先の結果にも一喜一憂にない園田だが、卓を離れればマシンガントークが展開されるエンターテイナー。自身のYouTubeチャンネルで行っている牌譜の検討も好評。深夜までファンを楽しませている。チームはリーグ7位と苦しいが、ここで園田が個人トップにでも躍り出ればガラリと雰囲気が明るくなる。

 チームの沈滞ムードを吹き飛ばしたいのはBEAST Japanext・猿川真寿(連盟)も同じだ。チーム自体、今期からの新規参戦でMリーグの戦い方を模索しながら日程を消化しているが、じりじりとマイナスがかさみ、▲301.1まで沈んできた。徐々にプラス組とマイナス組の二極化が進みつつあり、ここは猿川がひと踏ん張りしたい。

 あとの2選手は好調の2チームから。リーグトップのKONAMI麻雀格闘倶楽部からは高宮まり(連盟)が先発。チームメイトの3選手がプラスで、高宮のみがマイナスという状況になってはいるものの、自身の打ち筋にブレが出ていることもない。高宮が特大トップでプラス域に転じるようなことがあれば、再び独走状態へと突き進むことができる。

 リーグ2位のU-NEXT Piratesからは瑞原明奈(最高位戦)が出る。前々回は箱下のラス、前回は今期最高スコアのトップと派手な展開になっているが、トータルでは+57.3としっかりプラス。さすがはMVP経験者といったところか。積極的な時には「ゴリラ麻雀」とも呼ばれるが、今夜はどんな戦い方を選択するか。

【11月16日第1試合】

赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人2位 +174.7
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)個人28位 ▲88.7
BEAST Japanext・猿川真寿(連盟)個人26位 ▲62.1
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人13位 +57.3

【11月14日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +274.5(30/96)
2位 U-NEXT Pirates +196.1(30/96)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +128.6(30/96)
4位 TEAM雷電 +127.7(32/96)
5位 渋谷ABEMAS +88.4(30/96)
6位 EX風林火山 +36.0(30/96)
7位 赤坂ドリブンズ ▲121.3(30/96)
8位 BEAST Japanext ▲301.1(30/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲428.9(30/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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