麻雀が好きでやってみたいけど、周囲に打つ人がいないし雀荘に行くには敷居が高い……。そんな悩みを持つ方におすすめしたいのが、iPhoneやAndroid、PCブラウザなどでプレイできる基本無料のオンライン麻雀ゲーム。
この記事では、世に数ある麻雀アプリのうち、初心者からプロ志望のガチ勢まで誰でも楽しめる8作品を厳選してご紹介していきます。
目次
- 麻雀格闘倶楽部Sp
- セガNET麻雀 MJ
- オンライン対戦麻雀 天鳳
- 雀魂 -じゃんたま-
- 麻雀闘龍
- 麻雀 天極牌
- ジャンナビ麻雀オンライン
- オンライン麻雀 Maru-Jan
- おすすめ麻雀ゲームのまとめ
麻雀格闘倶楽部Sp
ゲームセンターや家庭用ゲーム機向けに開発された麻雀ゲーム「麻雀格闘倶楽部」のスマホアプリ版。iPhoneとAndroidでプレイ可能ですが、PCブラウザではプレイできません。また運営会社がコナミアミューズメントで、同社はMリーグに所属するプロチーム「KONAMI麻雀格闘倶楽部」を持っていることから、麻雀ファンの間ではなじみ深い名前でもあります。
日本にある麻雀プロ団体のうち、もっとも所属人数が多い日本プロ麻雀連盟の公認麻雀アプリとなっていることでも有名で、プロ雀士と戦うことも可能。また、ガチャなどで入手したプロ雀士のマスコットを、サポートキャラとして育成できる要素も盛り込まれています。
毎日のログインボーナスなどで入手できるゲーム内通貨の「MG」を点棒に変換して対局を行う仕組みとなっていて、対戦終了時の点棒は再度MGに変換されて次の対局で使用できます。MGが足りなくなった場合は課金要素のショップでいつでも補充できますが、MG消費なしの完全無料対局モード「Free卓」も用意されています。
セガNET麻雀 MJ
「セガNET麻雀 MJ」は、ゲームセンターで稼働中のPCブラウザ版のほか、iPhoneおよびAndroid版が「NET麻雀 MJモバイル」のタイトルでリリースされている人気オンライン対戦麻雀ゲームシリーズ。ゲームセンターではアーケード版の「セガNET麻雀 MJ Arcade」も稼働中です。
サービス開始から10年以上が経過しており、累計ダウンロード数は1400万を突破しているロングセラー作品です。また運営会社のセガは、Mリーグ所属のプロチーム・セガサミーフェニックスのオーナー企業でもあります。
そんな「セガNET麻雀 MJ」の最大の特徴は、40名以上もの現役プロ雀士と戦えること。なお、基本プレイ料金は無料なのですが、無料でプレイできる「Free対戦」では初段以上の段位を獲得できない仕組みです。上の段位が獲得できる段位認定戦や、プロ雀士と戦えるトーナメントに参戦するには、有料のゲーム内通貨などが必要となります。
オンライン対戦麻雀 天鳳
プロを目指す麻雀ガチ勢の中で高い人気を誇るゲームが「オンライン対戦麻雀 天鳳」。Windows版、PCブラウザ版、iOS版、Android版 がリリースされている本格志向のオンライン麻雀ゲームで、基本プレイ無料で遊べますが、最上位卓である鳳凰卓や有料の大会への参加、有料のトレーニングコンテンツを受けるなどのためには課金が必要となっています。
2006年にサービスを開始してから17年間で、累計登録ユーザー数は675万人に達しましたが、そのうち最高段位の「天鳳位」に到達した人は20名を少し超える程度。あまりにも昇段が難しいことから、日本プロ麻雀連盟や最高位戦日本プロ麻雀協会といったプロ団体では、天鳳位を取得したプレイヤーに対して入会試験を免除してプロ資格を与え、下位リーグをスキップして高段リーグからの参加を認めた実例さえあるのです。腕に覚えのある方は、現役プロ雀士でもなかなか到達できないという天鳳位に挑戦してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、天鳳位を獲得してプロ入りした後にMリーグで活躍している雀士もいて、2度天鳳位に到達した朝倉康心(あさくら こうしん)さんはMリーグ2021-22シーズンまでU-NEXT Piratesに所属していました。また、2023-24シーズンに赤坂ドリブンズに加入した渡辺太(わたなべ ふとし)さんは、過去に3度も天鳳位に輝いています。
雀魂 -じゃんたま-
PCブラウザ、iPhone、Androidでプレイ可能な、基本無料の中国製オンライン対戦麻雀ゲーム。中国製とは言ってもルールは日本式のリーチ麻雀で、おなじみの四人麻雀のほかに三人麻雀も楽しめます。課金要素は一応ありますが、選択できるアバターの増加や特殊演出を追加するアクセサリーの入手といったアイテム課金制となっていて、麻雀の勝敗には関係ないものばかりですので、初心者や無課金者でも安心してプレイできます。
「雀魂」の特徴は、男女合わせて30名以上の豪華声優を起用したかわいいキャラクターたちをアバターとして使用できるなど、萌え要素を豊富に盛り込んでいること。また、VTuberを活用したプロモーションを積極的に展開したり、「じゃんたま PONG☆」のタイトルでTVアニメを放送(2022年4月~6月、全12話)したり、2024年1月から放送されるTVアニメ「ぽんのみち」に制作協力としてクレジットされていたりと、麻雀に馴染みのない低年齢層の取り込みに力を入れているようです。
麻雀闘龍
「初心者から上級者まで無料で楽しめる」を売り文句にした本格的な四人麻雀ゲームで、PCブラウザ、iPhone、Androidでプレイ可能。ほかのアプリと違ってアバターやボイスなどの演出がないシンプルな作りとなっていて、麻雀のみに集中できるように設計されていると言ってもいいでしょう。
「対局開始」「フリー対局」「月例会」と3つのゲームモードが用意されていて、「対局開始」では完全無料・回数無制限でCPU戦を楽しむことができます。「フリー対局」では実力が同程度のプレイヤーとオンライン対戦ができ、「月例会」では全国のユーザーとランキングを競い合うことができますが、どちらも1日にプレイできる回数に限りがあり、それ以上にプレイしたい場合には課金が必要な仕組みとなっています。
麻雀 天極牌
全モードが基本無料で楽しめるオンライン対戦麻雀ゲームで、PCブラウザ、iPhone、Androidでプレイ可能。対局にはゲーム内通貨が必要となりますが、30秒程度の広告試聴で楽に稼げるので無課金でも十分楽しめます。課金アイテムもありますが、アバターなどが手に入るガチャを回すためのもので、対局の勝敗には影響しないので安心です。
その最大の特徴は、通常の四人打ち麻雀や大会モードなどに加えて、他プレイヤーと1対1で戦える「サシウマ戦」モードが用意されていること。このモードでは、非常に弱くてロンできない特性を持つCPUをコンビ相手に選んで、ランダムでマッチングしたプレイヤー1名と勝負することになります。1局で勝敗が決まるので3分程度で遊ぶことができ、通勤通学のスキマ時間などで手軽にプレイしたい人には特にオススメです。
ジャンナビ麻雀オンライン
麻雀プロの井出洋介名人が監修を務める、基本プレイ無料のオンライン麻雀ゲーム。スマホ普及前の携帯電話時代にサービスを開始した老舗アプリで、現在はPCブラウザ、iPhone、Androidでプレイすることができます。通常の四人麻雀や三人麻雀のほか、1局のみの対戦で稼いだ得点に合わせて日本地図上を移動する「一局放浪記」といったユニークなモードも用意されています。
そして、目玉コンテンツの「プロ対局」モードでは、ゲーム内ショップで課金コンテンツのチケットを購入することでプロ雀士との対局が可能。対局終了後には戦ったプロ雀士からコメントがもらえるなど、腕自慢のユーザーには見逃せない内容となっています。公式HPに掲載されている参戦プロ雀士は100名近くで、プロ雀士以外にも「ぎゅわんぶらあ自己中心派」などで知られる漫画家の片山まさゆき氏や、グラビアアイドルとも対局できます。
オンライン麻雀 Maru-Jan
2024年にサービス開始20周年を迎える、老舗中の老舗なオンライン麻雀ゲームです。現在はPCブラウザ版、iPhone版、Android版がリリースされています。BGMも派手な演出もチャット機能もなくどこまでもシンプルでありながら、麻雀牌の質感や効果音、全自動卓の洗牌時の牌の偏りを本物さながらに再現するなど、徹底的にリアルさを追求した硬派な作り込みがセールスポイント。まるで雀荘にいるかのような没入感で、麻雀のみに集中することができます。
賞金が出る大会やプロ団体公認のリーグ戦など、何らかのイベントがほぼ毎日行われていることも魅力のひとつ。ちなみに、対局に参加するには課金要素のポイントを場代として支払う必要がありますが、初回登録で無料のポイントがもらえたり、1位になったら場代が無料になったりといった減免措置もありますので安心です。
おすすめ麻雀ゲームのまとめ
以上、おすすめのオンライン麻雀ゲームを8作品ピックアップし、それぞれの特色を詳しくまとめました。どの作品も基本プレイ無料ではありますが、それぞれに課金要素があって、その違いについても詳しく触れています。どのゲームが自分に合うか、じっくり吟味したいという方は、ぜひこの記事を参考にして参戦するアプリを選んでみましょう!