Z世代の7割以上が苦手というのが“電話”だ。
【映像】電話恐怖症?Z世代が電話を嫌がるワケ
IT企業の株式会社ソフツーがおこなった調査によると、電話に対して苦手意識を感じると答えたのは半数を超え、20代と30代にしぼると7割を超えた。
特に電話対応を余儀なくされる職場では、固定電話を不快に感じる人は4割以上。調査では「手を止めて対応する必要があり、集中力が途切れ業務効率が悪い」「自分の知識で正しく回答できるか不安」「上司にうまく取り次ぎできるか不安」などの声があったという。
街で20代に話を聞くと「相手の顔が見えないので、どう見られているかわからない怖さがある」「電話をしているとそこに集中してしまうので、ほかのことができなくなってしまう」「電話は一方的なものなので、受け取り側の心構えができていないまま来る。それが怖い」といった声が。
いまや企業への問い合わせは電話番号の記載すらなく問い合わせフォームが中心で、飲食店もオンラインで予約することが日常的だ。そもそも電話機能を使わない人も多いというZ世代に、スマホに登録している電話番号の数を聞いてみると「20ちょい」「5人」「使ったことないかも、電話帳どこにあるかわからない」といった答えが返ってきた。
この件について、フリーアナウンサーの大島由香里は自身を含め、誰でも最初は電話は得意ではないとして「『名前がよくわからない』とか『誰宛だっけ』みたいな感じになって、『誰から?』と言われて『わかりません!』と言ったことが何回かある。でもそういうミスはありつつ段々慣れてくる」と経験が必要なものだとコメント。
脚本家で演出家のマンボウやしろは「会社の電話を取ったら失礼がないようにしないといけない、もしそこで仕事の話をした時に説明できないかもしれない、言った言わないというリスクもあるし『なんで電話なんだろう』と疑問にしか思わないと思う。だからこういう人が増えるのは必然。もっと使われなくなる気はする」と若者の声に同意した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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