パーフェクトな輝きを取り戻すのはいつか?東城りお、待たれる復活の時/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvsABEMASvsフェニックス

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、11月17日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は個人34位と苦戦が続くセガサミーフェニックス・東城りお(連盟)。「ミス・パーフェクト」の異名を持ち、派手な麻雀と整ったルックス、どちらでもファンを楽しませる存在が、晴れやかな笑顔を取り戻せるか。

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 東城はじっくりと考えながら打ち進めつつ、ここがチャンスと見るや手牌をMAXに育てて大きくアガるタイプ。自他ともに認める豪運の持ち主でもあり、今期は親番で奇跡の役満「天和」をアガりかけたこともある。ただ今期はここまで7戦して3着2回・ラス3回と、逆連対が5回と苦しい。ここはマイナスポイントを半減させるくらい大きなトップで気分を一新したい。

 前回出場時に、待望の今期初勝利を挙げたのがKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)。7戦目での初トップだったが、▲8.9で収まっているのは、2着3回でもわかるように安定した力で戦い続けてきた証拠だ。大崩れせずに仕事をこなしてきたリーダーだが、個人2連勝を飾れれば、チームもいよいよ+200ポイント台の上位2チームに迫る。

 リーグ5位の渋谷ABEMASは白鳥翔(連盟)が先発。過去8戦はトップから3・1・1・3と、きれいに平均着順は2.5だが、トップポイントの大きさでプラスを稼いでおり、実にMリーグらしい麻雀を打っているとも言える。もともと持ち場、ルールに合わせて器用に立ち回れるタイプだけに、特に順位を気にすることもない今の状況では、思い切って強気に出てくるかもしれない。

 情報判断に優れているとなればEX風林火山・勝又健志(連盟)は抜いて語れない。豊富な経験に怠らない鍛錬で、戦い方を毎年マイナーチェンジしつつ、きっちりと期待されるポイントを稼いでくるのはさすがのひとこと。迷いなき打牌も相手からすれば大きなプレッシャーだ。今回の卓組は、Mリーグ以外でもよく当たる選手ばかり。“軍師”はどんな戦略を用いるか。

【11月17日第1試合】

EX風林火山・勝又健志(連盟)個人16位 +36.3
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人21位 ▲8.9
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人15位 +42.2
セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)個人34位 ▲178.9

【11月16日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +262.5(32/96)
2位 U-NEXT Pirates +231.5(32/96)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +128.6(30/96)
4位 TEAM雷電 +127.7(32/96)
5位 渋谷ABEMAS +88.4(30/96)
6位 EX風林火山 +36.0(30/96)
7位 赤坂ドリブンズ ▲40.4(32/96)
8位 BEAST Japanext ▲405.4(32/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲428.9(30/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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