年間600杯のラーメンを食べ歩くラーメンライターの井手隊長が、家系ラーメンの総大将が家系を捨てて作った究極のラーメンを提供する「ラーメン三浦家」を紹介した。
【映像】人気すぎて警察出動、究極のラーメンをすする動画
東京・葛飾区金町にある「ラーメン三浦家」だが、実はこのお店、毎日開店直後から大行列ができ警察が出動するほどの超人気店。
井手隊長は、「この三浦家さんは、店主の三浦さんが『武蔵家』という有名な横浜家系ラーメングループの総大将の方。地元である金町で自分の名前を冠してオープンさせたという、かなり気合の入ったお店。『家系ラーメン』というと無骨なイメージというか、その辺が面倒くさくなったのか、三浦家に関しては『家系ラーメン捨てます』と宣言をして家系をやめちゃったという、だいぶ進んだ家系」と三浦家の背景を紹介。
「食べる場所によって味が違ったり、いろいろなところにこだわりがあり、行くたびに感動している。家系がちょっと苦手な方もぜひ行ってみていただきたいお店」と家系ラーメンに抵抗感を持つ人にも三浦家を推奨した。
さらに、「家系を極めすぎて、極めに極めに極め尽くして、今一番最先端を走っているお店と言っていい」と絶賛。
「武蔵家の総大将の三浦さんが、さらに自分の中で美味しいラーメンを追求して行こうってまず思わない。もうお客もいるし、美味しいんだし。追求し続けるって、“道を開いている人“。同じものを作る大事さもあるけども、歴史にリスペクトを持ちつつその中で自分でしか作れないラーメンを作ろうと。これこそが顔の見える一杯だ」(井手隊長)
そんな「ラーメン三浦家」がこだわり抜いた至極の一杯は、ボリューム満点の「上ラーメン」(1000円)だ。
2種類の醤油をブレンドしたかえしに、特製の鶏油を混ぜる。特製鶏油は香りを立たせるために香味野菜を揚げ、煮出しているという。そこに豚骨と徳島の高級ブランド「阿波尾鶏」の鶏ガラなどを煮込み、出汁をとった特製スープをかける。
家系を捨てたという秘伝のスープは、鶏肉を多めに入れることで豚骨独特の臭みや雑味を徹底的に取り除き、濃厚ながらも滑らかでクリアな味わいに仕上がった。麺は家系との相性が良く武蔵家でも使っている酒井製麺のもちもち太麺。
そしてトッピングは海苔、ほうれん草、小松菜、なると、白ネギ、味付けたまご、3種類のチャーシュー。最後にピュアなスープと鶏の脂を乗せて完成。
「右側に泡があると思う。(それは)阿波尾鶏の泡。上澄みの脂肪をちょっとかけて、フレッシュなスープを一緒にすくって入れると、ピュアなスープ感が出る」(店主・三浦さん)
井手隊長は「ドロドロ感もそんなにないし、醤油の色(の濃さ)もそんなになんだけどすごく高いところでマッチしているという感じで。醤油と豚骨のハイレベルな戦い、10対9みたいな試合ですよこれ、どっちも強いというね」とスープを味わった。
家系ラーメンといえばシメはご飯。井手隊長は「ご飯のコーナーに行きますけれど、まずこのカッパ漬け、これ食べ放題。武蔵家さんでおなじみの一味の醤油漬け。そしてこのお風呂(スープ)で育てた海苔。こいつを引き上げて巻いて食うという。これがもう至福。最高!」と自分流の食べ方で堪能した。
「『その辺の家系と同じなんじゃないの?』と思っているあなた、ぜひ一回、三浦さんの一杯体験してみていただければと思う」(井手隊長)
(『ABEMA的ニュースショー』より)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上“西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・「ABEMA NEWSチャンネル」知られざる番組制作の舞台裏
本記事は自動文字起こしツールや生成AIを利用していますが、編集部の確認を経て公開しています。