Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、11月20日の第1試合に出場する4選手を発表した。TEAM雷電・本田朋広(連盟)は、伸びやかな加速を見せるエンジンがごとく気持ちよくポイントを重ねているが、今回立ちふさがるのは人気女子3選手。本田がスタートダッシュからそのままチェッカーフラッグを受けるか、それとも3人のマークで急ブレーキがかかるか。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvsフェニックスvs雷電
本田は2年目の昨シーズンで、Mリーグでの戦い方にフィットしてきたのか、3年目となる今期も縮こまらず攻めっ気の強い麻雀で加点。8戦してトップ2回、2着2回だが、残り4戦は全て3着。前に進む力がラス回避率100%という数字を引き出している。下手に守備にこだわるよりも、前を向ける時間はそのまま突っ走った方が結果につながるタイプだ。
イケメンでも知られる本田を止めようとするのが女子3選手。最も好調なのがKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)だ。7戦してラスこそ2回あるが、トップ3回・2着2回と計5連対でチーム内トップの成績だ。チームはリーグ6位と、まだ後ろを気にしないといけない位置。岡田からすればスッとトップを取って、チームを上位に導きたい。
EX風林火山からは二階堂瑠美(連盟)が出場する。卓上でのびのびとした麻雀を打たせれば、その破壊力はMリーグの中でも有数。表情豊かに打つ姿も、ファンを楽しませているポイントだ。悩んだ顔は放銃しそうな危険牌を持ってきたのか、それとも超大物手のテンパイか。真実は本人だけが知っている。
セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)は、個人32位と苦戦中だが、前回ようやく個人連敗を止めて、少しずつ上向きになってきた。他の選手に負けず劣らず打点の破壊力には定評がある。強い相手と戦うほど、ワクワクするタイプ。痺れるトップ争いともなれば、芸能人ばりに整ったルックスもさらに輝きを増す。
【11月20日第1試合】
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)個人16位 +17.8
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人6位 +130.3
セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)個人32位 ▲161.3
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人11位 +94.8
【11月17日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +262.5(32/96)
2位 U-NEXT Pirates +231.5(32/96)
3位 TEAM雷電 +127.7(32/96)
4位 EX風林火山 +120.7(32/96)
5位 渋谷ABEMAS +113.3(32/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ +54.7(32/96)
7位 赤坂ドリブンズ ▲40.4(32/96)
8位 BEAST Japanext ▲405.4(32/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲464.6(32/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)