<大相撲十一月場所>◇九日目◇20日◇福岡・福岡国際センター
物言いがつく際どい決着となった序ノ口六枚目・葛錦(錦戸)と序ノ口三枚目・東山(玉ノ井)の一番。土俵際での思わぬ展開にも16歳の新人行司は勝負を的確に見極めて軍配を上げ、その堂々たる土俵裁きに「大物になるね」「よく見てた」とファンから称賛の声が相次いだ。
立ち合い後、すぐに右四つに組んだ両力士。東山が両まわしをがっしりとつかむと、一気に攻め立てて土俵際へ。東山が寄り切ったかに見えたが、左足が先に土俵を割ってしまっており、行司軍配は葛錦に上がった。
その後、物言いがついたものの、協議の結果、東山の足が先に出ていることが確認され、行司軍配通り葛錦の勝ちとなった。勝った葛錦は3勝目。敗れた東山は3敗目を喫した。
この一番で行司を務めた式守風之助は、2007年生まれの若干16歳。中学卒業後に押尾川部屋に入門、七月場所で初土俵を踏んだ角界期待の新人行司だ。
土俵を割った東山の足は風之助の立ち位置とは反対側で、葛錦の体と重なって見えにくくなっていたものの、しっかりと見極めて的確に軍配を上げる堂々とした土俵裁きを披露。そんな風之助の“眼力”に、ABEMAの視聴者からも「凄いよー!」「大物になるね」「よく見てた」と驚きの声が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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