<大相撲十一月場所>◇十日目◇21日◇福岡・福岡国際センター
体重無差別級で戦われる大相撲。番付下位ともなれば体重60キロという力士もいれば、250キロを超える者までいる。三段目四十九枚目・出羽ノ城(出羽海)と三段目五十五枚目・羅王(立浪)の取組は、実に体重差が約2.3倍、143.3キロ差という大相撲ならではの対決となった。
出羽ノ城は、現役最重量で現在252キロ。幕内の平均が160キロを超えるが、それでもなお90キロ近く上回る。序ノ口筆頭・宇瑠寅(式秀)は60キロで、実に4人分以上にもなる。対戦した羅王も108.7キロあり、一般人と比較すれば十分にたくましいが、両力士が並ぶと大人と子ども以上の体格差があった。
それでも小兵力士が動き回ることで巨漢力士を倒すこともある。羅王は立ち合いから素早く動くと、その後は距離を取って相手を撹乱するような様子も。対する出羽ノ城は慌てて自分でバランスを崩してはならないとばかりに、じっくりと相手を見定めた。出羽ノ城が出てきた勢いを活かして、羅王が下手投げを打ったところではこのまま決まるかと思われたが、出羽ノ城もなんとか残して投げの打ち合いに。両者残ると、その後は出羽ノ城が巨体で羅王を包み込むように捕まえ、寄り切りで下した。
最後には、完全に羅王が埋もれるような格好にもなり、取組後は息も絶え絶え。ファンからは「肉厚」「重いよー」といった声が集まっていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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