今期から赤坂ドリブンズに加入した新人Mリーガーでママ雀士の浅見真紀（最高位戦）が11月21日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」第1試合に登板。難易度役満レベルの美麗複合役を完成させ、放送席やファンを熱狂させた。
起家から渋谷ABEMAS・日向藍子（最高位戦）、BEAST Japanext・菅原千瑛（連盟）、U-NEXT Pirates・鈴木優（最高位戦）、浅見の並びで開局した当試合、東1局でのことだった。「かなり形が整っています」。実況の松嶋桃（協会）が反応した浅見の配牌は三・七・八万、2・7・8・9・9筒、1・2・3・7索、中といったもの。打ち進めるうちに8索、一万と引き、純チャンタが狙える形に発展した。
その後、一万を重ねて頭に固定すると、捨て牌3段目に入ったところで待望の九万を引き寄せてリーチ。待ちは6・9索で、仮に6索でアガった場合はリーチ・平和の2翻となるが、次々巡、先制リーチをかけていた日向から高目の9索が放たれ、リーチ・平和・三色同順・純チャンタの跳満・1万2000点（供託2000点）を獲得した。
平和の出現率は約20％、三色同順の出現率は約3.8％とされているが、これに出現率約0.3％の純チャンタが絡めば、その確率は役満レベル。「手応え十分！」と松嶋が叫んだ激レアな一撃には、ファンからも「珍しいの出たな」「なかなか見れんぞ、この形」「美しい役だ」「見事やな」「ドラがないのに跳満はすごい」などと多くの投稿が寄せられた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
