Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、11月23日の第1試合に出場する4選手を発表した。21日にチーム連勝の「デイリーダブル」を決めて俄然勢いづく赤坂ドリブンズ。リーダー園田賢(最高位戦)を先発に立てて、日をまたいでのウィークリートリプルなるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsBEAST
なかなか浮上のきっかけがつかめなかった赤坂ドリブンズだが、21日の試合は浅見真紀(最高位戦)が勝利すると、続いて鈴木たろう(最高位戦)も待望の今期初勝利。今までの沈滞ムードもマイナスポイントも全てきれいに水に流すような連勝を果たした。そうとなれば、個人スコア2位と好調の園田も続かないわけにいかない。チーム3連勝を果たすと、もれなく個人首位までついてくる。
好調さでいえばEX風林火山・二階堂瑠美(連盟)も負けていない。伸びやかな麻雀を打つほど強さが増すタイプで、前回登場時も好配牌を逃すことなく活かし切っての快勝。個人プラスも3ケタ目前だ。クルクル変わる表情も好評だが、応援するファンが何より見たいのは勝利の笑顔だ。
他の2選手は、なんとか巻き返したいところ。KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)は、チームメイトの活躍によりリーグ首位に立っているものの、個人としては▲106.2の26位で、今期まだ勝利がない。着実にレベルアップしているのは周知の事実だが、今欲しいのは内容よりトップという結果。天然キャラ全開の勝利者インタビューまでセットで楽しみたいファンも大勢いる。
マイナスポイントが500近くまで増えてしまったBEAST Japanext。新規参戦での壁、向かい風は強烈だ。リーダー猿川真寿(連盟)ですら個人29位と低迷しているだけに、何か起爆剤が欲しいところ。「モンキーマジック」と言われる独特の打ち筋で他者を翻弄できれば、暗いトンネルからの脱出も見えてくる。
【11月23日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人2位 +186.0
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)個人11位 +88.2
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)個人26位 ▲106.2
BEAST Japanext・猿川真寿(連盟)個人29位 ▲116.5
【11月21日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +262.5(32/96)
2位 U-NEXT Pirates +221.2(34/96)
3位 EX風林火山 +172.3(34/96)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +135.8(34/96)
5位 TEAM雷電 +114.3(34/96)
6位 赤坂ドリブンズ +93.8(34/96)
7位 渋谷ABEMAS +78.4(34/96)
8位 BEAST Japanext ▲494.4(34/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲583.9(34/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)