「BDはお遊戯会」の言葉にカチンと来たかBD屈指のKOアーティストが見せた一気集中の5連発フック。正確無比なパンチの連打で"グニャリ前のめりKO"の衝撃劇だった。
11月23日さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された「Breaking Down10」。大威とYURAの対決は2ラウンド、開始直後のフック5連打でYURAが目の覚めるようなKOの勝利。プロ対抗戦で圧倒的な勝利をあげた。
YA-MANが所属する"TARGET SHIBUYA"所属のプロ選手・大威と「BreakingDown8」でプロキックボクサーの外枦保尋斗をKOして一躍ブレイクした"BD戦士"YURAのプロ対抗戦。共に実力者だが、「BDはお遊戯会」と公言する大威と、知名度を求めてBD戦士となったYURAに間には"プロ観”に大きな隔たりがある。
ゴングとともにフルスウィングで行く大威に対して、YURAも近距離で打ち合い打ち合う。大威に一気に攻め込まれたYURAがグラつくシーンも、ヒザなどで盛り返し最初の1分はなんとか耐え抜くが目尻をカット、両者凄まじい戦いぶりだ。
2ラウンド、大威がクリンチ後の一撃でタイムストップを宣告、この一瞬だけ与えられた間が試合の流れを大きく変える。試合再開、いきなりYURAが左、左、さらに右、左、右とクリーンにフックを5連発叩き込むと、脳が揺れた大威は前のめりに崩れ落ち失神。
突然の連打に立て直すスキもなく大威は崩れ落ちてリングに大の字のままで、メディカルスタッフが囲む。衝撃的なKO劇にファンからも「さすがに強すぎだろ」「エグいって」「危ないな大丈夫か…」と騒然。
リプレイでも一発一発が強烈で"5度脳がグラり"と揺れ、その後はストンと落ちるようにダウン。実況席からも「心配です記憶があるか」「大丈夫か、倒れ方が…」と心配の声が相次いだ。