十八世名人資格保持者の森内俊之九段が4強一番乗り！準々決勝で阿部隆九段に勝利／将棋・達人戦

　将棋の立川立飛杯達人戦準々決勝が11月24日に行われ、森内俊之九段（53）が阿部隆九段（56）に106手で勝利し、4強一番乗りを決めた。
【映像】森内九段が準決勝進出を決めた一局
　本戦トーナメント開幕戦は、森内九段が勝利を飾った。振り駒の結果、阿部九段の先手で始まった一局は相掛かりの出だしに。柔軟な駒組みが進行していると思われたところで、森内九段から仕掛けて攻め合いへと展開した。こうなれば戦いは止まらない。熟練の応酬が繰り広げられ、森内九段がリードを拡大。阿部九段も猛攻で追い上げを掛けたものの、最後は森内九段が相手の攻めを切らせて熱戦を制した。