<大相撲十一月場所>◇十四日目◇25日◇福岡・福岡国際センター
19歳、若手力士の惚れ惚れする四股に目を奪われる一幕があった。
序二段五十七枚目・清の山(出羽海)が華麗な上手投げで序二段六十二枚目・鶴ノ海(錣山)を下して5勝目を挙げた一番。15歳にして見事な上手投げを披露した清の山もさることながら、土俵入りの際に鶴ノ海が魅せた一直線に足がピンと伸びる美しい四股に目を奪われる瞬間があった。
立ち合い突いて出た鶴ノ海が左腕でまわしに手をかけると、清の山も負けじと右の上手を引く五分の立ち合い。しばし膠着状態が続くか…と思われた次の瞬間、清の山が仕掛けて見事な上手投げを決めた。「おぉ」と場内から声が上がった見事な結末だった。敗れた鶴ノ海は3敗目を喫した。
惜しくも敗れた鶴ノ海だが、今場所の十一日目には土俵入りの際に披露した見事な四股に対して「きれいな四股」「今日も四股がキレイ」など感嘆の声が寄せられる場面があった。
相撲の基本ともいえる四股。きょうは惜しくも黒星となった鶴ノ海だが、今後の活躍に期待したい。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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