EX風林火山の二階堂亜樹（連盟）が、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」11月28日の第2試合に登板し、親番で絶好の4面待ちリーチを放ち、放送席やファンを熱狂させる一幕があった。
注目の場面は南1局0本場だ。当試合は起家から亜樹、BEAST Japanext・鈴木大介（連盟）、TEAM雷電・萩原聖人（連盟）、赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）の並びでスタート。東1局では鈴木大介が萩原から満貫・8000点、東2局では萩原が亜樹から2000点、東3局では鈴木大介が萩原から跳満・1万2000点をアガり、亜樹は持ち点2万3000点の3着目だった。
ここで亜樹は5巡目にイーシャンテンまで持ち込むと、一気通貫も狙える手を巧みに打ち進めて、捨て牌2段目の終盤でテンパイ。何と3・4・6・9索の4面待ちで、これにはこの日、プレーヤー解説を務めた渋谷ABEMASの多井隆晴も「来た！サブ・ロー・キュー・スー！」と叫んだ。「いやーいい待ちになりました」。実況の松嶋桃（協会）も反応した中、多井は「これがアガれないことはないよね。この手順でね。6000（点）オール、確定です。メン・ピン・一発・ツモ・赤・赤です」と断言。その直後、園田が萩原の捨て牌をチーすると、これによって亜樹に巡ったツモ牌が、アガリ牌のひとつである3索だった。
「ほら、言ったじゃん！6000（点）オールって」。一発こそ付かなかったものの、代わりに裏ドラが乗ってリーチ・ツモ・平和・赤2・裏ドラの跳満・1万8000点。一時はトップに浮上した大物手には、視聴者からも「いいアガリ」「お見事すぎ」などとコメントが寄せられた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
