【ブンデスリーガ】フランクフルト1-2シュトゥットガルト(日本時間11月26日/ドイチェ・バンク・パルク)
あまりに凛々しい姿だった。フランクフルトDFパチョはあわやカウンターを受けるという場面で、勇気を持って前に出て大迫力の豪快スライディングを敢行。完璧なアタックで攻撃を阻止することができたからか、エクアドル代表DFは軽やかに立ち上がり、悠然とした姿で本来の立ち位置へと戻っていった。
フランクフルトが1-2と追いかける展開で迎えた90+6分、自陣でボールを奪ったシュトゥットガルトがカウンターを狙っていた。
これに対してCBのウィリアム・パチョは全速力でボールホルダーのチョン・ウヨンに突っ込み、最高のタイミングでスライディングタックル。ボールはサイドラインを割ったが、完璧な守備対応をしてみせた。
すると、このエクアドル代表DFはタックル後に一切の無駄がない動きで軽やかに立ち上がり、自陣へと帰還。これにはABEMAで解説を務めたミムラユウスケ氏も「パチョ迫力ありますね」と、同選手が放つ堂々としたプレーとオーラについてコメントをしていた。
今夏、正式にロイヤル・アントワープからフランクフルトに加入したパチョは早くもディノ・トップメラー新監督の信頼を掴んでおり、ここまで公式戦19試合に出場している。この豪快スライディングタックルは、成長著しい若手CBのあいさつ代わりに相応しいらしさ満点のプレーだった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)