決意と覚悟の分だけ大きく見えたのか。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」11月30日の第1試合に出場した渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)は、オーラスで逆転を決めるトップを獲得した。大きな勝利をもぎ取った松本だが、試合会場に向かう姿はまさに「進撃のマツ」と呼べるほど堂々としたものだった。
卓上では、キラリと光るメガネ越しにアガリ牌を見定めるような姿、さらに狙った獲物は逃さないというような迫力から「卓上のヒットマン」という異名も持つ松本だが、卓を離れれば丁寧に受け答えをする好青年。また187センチという高身長もトレードマークになっている。
この日の松本は試合前から気合十分。チーム成績がじりじりと下降線を辿り、自身も前回出場時にラスを引いていたことから、踏ん張りどころと考えて普段以上に気持ちを引き締めていた。そんな気持ちの現れか、控室から試合会場に歩いていく松本の姿は、威圧感たっぷり。密着したカメラマンがあえてのローアングルで映したこともあってか、人気マンガ・アニメ「進撃の巨人」を思わせるほど、迫力のある松本がカメラに収まっていた。気迫は牌にも移り、試合は貴重な逆転勝利。さらに松本の姿が大きく映ったことだろう。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







