もうアガリが約束されたような配牌だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」11月30日の第2試合。EX風林火山・勝又健志(連盟)に訪れた絶好の好配牌に放送席が羨み、ファンも一斉に「ズルい!」の大合唱となる一幕があった。
場面は南3局、トップ目勝又の手は789の三色同順と平和が色濃く見える絶好配牌。これを見た実況の日吉辰哉(連盟)は「イーシャンテン、跳満イーシャンテン」と思わず吹き出してしまい、その後に「ズルすぎる!いやズルくはない!」とパニック。解説の藤崎智(連盟)は「いや、ズルいですね、ハイ」と言うしかない。ファンも「やってんなw」「ずるいですね!」「ズルい!」「配牌どうなってるんだw」「勝又なんだこれww」と次々に羨望の声。
わずか4巡目に勝又はテンパイ。惜しくも三色同順は崩れてしまったが、それでも平和・赤のチャンス手だ。これをリーチして、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)からロン。リーチ・平和・赤の3900点が完成した。その後のオーラスは流局でトップ。悩みいらずの超好配牌をしっかり活かして、今期5勝目をゲットした。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)