年末に放送される「第65回日本レコード大賞」に先駆けて、2023年の日本レコード大賞の各賞受賞者が、11月22日に発表されました。その年に人気を博した楽曲や歌手に送られる日本レコード大賞は、毎年大きな話題となります。今回もこの一年を代表する受賞者がそろいました。
この記事では、2023年の日本レコード大賞各賞の受賞者を一覧でご紹介。1人ずつプロフィールや代表曲などについて解説しています。
目次
- 2023年のレコード大賞はいつ?
- 2023年レコード大賞の出演者は?大賞候補は誰?
- 新しい学校のリーダーズ
- Mrs. GREEN APPLE
- 緑黄色社会
- Ado
- 純烈
- NewJeans
- JO1
- imase
- 市川由紀乃
- BE:FIRST
- JUJU
- ano
- 「呪術廻戦」
- ENHYPEN
- YOASOBI
- Ayase
- Hiro
- 本間昭光
- 木村徹二
- FRUITS ZIPPER
- 僕が見たかった青空
- LIL LEAGUE
- 三波春夫
- EBiDAN(恵比寿学園男子部)
- HIROBA
- 竹島宏
- 辰巳ゆうと
- 犬塚弘
- 大橋純子
- KAN
- 小西良太郎
- 坂本龍一
- 櫻井敦司
- 高橋幸宏
- 竹村次郎
- 谷村新司
- 遠山一
- 三浦徳子
- もんたよしのり
- 2023年レコード大賞の司会者は?いつ発表?
- 2023年レコード大賞出演者のまとめ
2023年のレコード大賞はいつ?
「レコード大賞」や「レコ大」の通称で知られるこの賞の正式名称は「日本レコード大賞」。毎年「輝く!日本レコード大賞」という番組にて、この大賞が発表され、TBS系列の放送局から全国に生放送されています。2023年は、12月30日17時30分から22時までの放送となっています。
日本レコード大賞とは
日本レコード大賞は、公益社団法人日本作曲家協会主催、TBSの後援により開催されます。1959年に第1回が行われ、今年で第65回。優秀作品賞・優秀アルバム賞・新人賞・企画賞・功労賞・特別賞などがそれぞれの基準で選定されます。毎年11月下旬~12月に各賞受賞者が発表され、年末のテレビ放送「輝く!日本レコード大賞」にて、その中から大賞などが発表となります。
2023年レコード大賞の出演者は?大賞候補は誰?
テレビで放送される「輝く!日本レコード大賞」では、優秀作品受賞者がレコード大賞候補、新人賞が最優秀新人賞候補として出場し、楽曲を披露します。今年の各賞受賞者は以下のとおりです。
優秀作品賞
・新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」
・Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」
・緑黄色社会「サマータイムシンデレラ」
・Ado「唱」
・純烈「だってめぐり逢えたんだ」
・NewJeans「Ditto」
・JO1「Trigger」
・imase「NIGHT DANCER」
・市川由紀乃「花わずらい」
・BE:FIRST「Mainstream」
最優秀歌唱賞
・JUJU
特別賞
・ano
・「呪術廻戦」
・NewJeans
特別国際音楽賞
作曲賞
・Ayase YOASOBI「アイドル」
作詩賞
・Hiro MY FIRST STORY「I'm a mess」
編曲賞
・本間昭光 天童よしみ「星見酒(ほしみざけ)」
新人賞
・木村徹二
・FRUITS ZIPPER
・僕が見たかった青空
・LIL LEAGUE
企画賞
・三波春夫「決定版 三波春夫映像集」
・EBiDAN(恵比寿学園男子部)「前略、道の上より」
・HIROBA「HIROBA」
・竹島宏 「ヨーロッパ三部作『プラハの橋』『一枚の切符』『サンタマリアの鐘』」
日本作曲家協会選奨
・辰巳ゆうと
特別功労賞
・犬塚弘
・大橋純子
・KAN
・小西良太郎
・坂本龍一
・櫻井敦司
・高橋幸宏
・竹村次郎
・谷村新司
・遠山一
・三浦徳子
・もんたよしのり
新しい学校のリーダーズ
優秀作品賞「オトナブルー」
新しい学校のリーダーズ(あたらしいがっこうのリーダーズ)は、2015年から活動している女性4人組ダンスボーカルユニットです。メンバーはMIZYUさん・RINさん・SUZUKAさん・KANONさん。セーラー服・腕章・上履きを衣装とし、2021年には世界デビューも果たしました。SNSの総フォロワー数は1400万人を超えます。
代表曲でもある受賞曲の「オトナブルー」は、2020年のリリースです。2023年にショートムービーアプリ・TikTokでの流行をきっかけに、大ヒットとなりました。
Mrs. GREEN APPLE
優秀作品賞「ケセラセラ」
Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)は、2015年にメジャーデビューしたロックバンドです。現在のメンバーは、大森元貴さん ・若井滉斗さん ・藤澤涼架さんの3人。2020年に人気絶頂の中で突如活動休止を発表した後、2022年3月に現在のメンバーで活動を再開しました。「青と夏」「僕のこと」などが代表曲です。
受賞曲の「ケセラセラ」は、2023年4月にリリースされ、テレビ朝日系連続ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」の主題歌にもなりました。
緑黄色社会
優秀作品賞「サマータイムシンデレラ」
緑黄色社会(りょくおうしょくしゃかい)は、高校の同級生とその幼なじみの長屋晴子さん・小林壱誓さん・peppeさん・穴見真吾さんで2012年に結成されたバンドです。2022年には初の日本武道館公演を成功させました。代表曲「Mela!」はストリーミング再生数2億回を超えています。
受賞曲の「サマータイムシンデレラ」は、2023年9月にリリースされ、フジテレビ系月9ドラマ「真夏のシンデレラ」の主題歌にもなりました。
Ado
優秀作品賞「唱」
Ado(アド)さんは、2020年、社会現象を起こす大ヒットとなった曲「うっせぇわ」でデビューしました。同曲のYouTube再生回数は3億回超えを記録。顔出しをしないスタイルで、ライブも顔が見えにくい演出で行います。映画「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」の主題歌「新世界」で、2022年にもレコード大賞の「優秀作品賞」を受賞しました。
受賞曲の「唱」は2023年9月リリースの楽曲で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのCMソングとしても使われています。
純烈
優秀作品賞「だってめぐり逢えたんだ」
純烈(じゅんれつ)は、元戦隊ヒーロー俳優を中心に2007年に結成されたコーラスグループです。現在のメンバーは酒井一圭さん、白川裕二郎さん、後上翔太さん、岩永洋昭さんの4人で、温浴施設でおもに活動していたことから、“スーパー銭湯アイドル”と呼ばれるようになりました。NHK紅白歌合戦に2018年の初出場以来連続出場しています。代表曲は「プロポーズ」「今夜はドラマチック」などです。
受賞曲の「だってめぐり逢えたんだ」は、2023年9月のリリースで、MVがBOOWYの「季節が君だけを変える」のオマージュとなっていることでも話題になりました。
※BOOWYの2つ目のOは正しくは空集合の記号
NewJeans
優秀作品賞「Ditto」
NewJeans(ニュージーンズ)は、2022年デビューした、MINJIさん・HANNIさん・DANIELLEさん・HAERINさん・HYEINさんの5人からなる韓国のガールズユニットです。代表曲である1stシングル「OMG」は、オリコンデイリーシングルランキングで初登場と同時に1位を獲得しました。
受賞曲の「Ditto」は、1stシングル「OMG」のカップリング曲で、2023年1月の「OMG」リリースに先駆けて、前年12月に先行配信リリースされました。
JO1
優秀作品賞「Trigger」
JO1(ジェイオーワン)は、2019年にオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で選ばれた11名で結成され、2020年にデビューした日本のボーイズグループです。メンバーは豆原一成さん、川尻蓮さん、川西拓実さん、大平祥生さん、鶴房汐恩さん、白岩瑠姫さん、佐藤景瑚さん、木全翔也さん、河野純喜さん、金城碧海さん、與那城奨さん。代表曲には「無限大」「Born To Be Wild」などがあります。
コレオグラファーのRIEHATAさんによる振付も話題の受賞曲「Trigger」は、7thシングル「TROPICAL NIGHT」に収録されています。
imase
優秀作品賞「NIGHT DANCER」
imase(イマセ)さんは、音楽活動開始わずか1年で作成した楽曲がTikTokで流行し、2021年にメジャーデビュー。TikTokの総再生回数は40億回を超え、2023年には初の有観客ライブも開催しました。代表曲は「Have a nice day」「Nagisa」などです。
受賞曲の「NIGHT DANCER」はMVの再生回数が1億を突破し、韓国配信サイトMelonではJ-POP初のTOP20入りを記録。SpotifyバイラルチャートTOP50に31カ国ランクインするなど、世界的なヒットとなりました。
市川由紀乃
優秀作品賞「花わずらい」
市川由紀乃(いちかわ ゆきの)さんは、1993年にデビューし、今年でデビュー30周年を迎えた演歌歌手です。作曲家・市川昭介さんの門下で、2016年にNHK紅白歌合戦へ初出場。2019年は第61回日本レコード大賞で最優秀歌唱賞も受賞しました。代表曲は「心かさねて」「命咲かせて」などです。
受賞曲の「花わずらい」は、松井五郎さんの作詞で現代的な要素を取り入れた楽曲です。
BE:FIRST
優秀作品賞「Mainstream」
BE:FIRST(ビーファースト)は、SKY-HIさん主催のオーディション「THE FIRST」で選抜され、2021年にデビューしたボーイズグループです。SOTAさん・SHUNTOさん・MANATOさん・RYUHEIさん・JUNONさん・RYOKIさん・LEOさんの7人で構成されています。代表曲は、「Gifted.」「Shining One」など。
「Mainstream」は、昨年の「Bye-Good-Bye」に続いて2年連続の優秀作品賞受賞となります。
JUJU
最優秀歌唱賞
JUJU(ジュジュ)さんは、18歳で単身渡米してニューヨークでシンガーとして活動したあと、2004年に日本でデビューしました。邦楽のカバーアルバムや、ジャズアルバムもリリースし、2022年には、松任谷正隆さん・松任谷由実さんプロデュースでカバーアルバム「ユーミンをめぐる物語」をリリースしました。2023年5月からはジュジュ苑スペシャル「スナックJUJU 2023」として全国53公演ツアーを行いました。代表曲には「奇跡を望むなら...」「明日がくるなら」などがあります。
ano
特別賞
ano(あの)さんは、2013年から2019年までアイドルグループ・ゆるめるモ! に在籍した後、2020年からソロアーティストとして音楽活動を開始。2021年からはバンド・I'sのボーカル・ギターとしても活動しています。独特のしゃべり口調で、バラエティー番組でも活躍。代表曲の「ちゅ、多様性。」は、アニメ「チェンソーマン」第7話のエンディングテーマになりました。
「呪術廻戦」
特別賞
「呪術廻戦」(じゅじゅつかいせん)は、2018年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で芥見下々氏が連載する漫画です。人の負の感情から生まれる「呪霊」を払うために戦う呪術師たちの姿が描かれます。アニメ第1期は2020年10月から2021年3月にかけて放送され、2023年7月からは第2期が放送中。2021年に公開された「劇場版 呪術廻戦 0」は約980万人を動員して興行収入137億円を突破しました。原作・アニメともに人気が高く、さまざまな商品・施設とのタイアップも行われています。
ENHYPEN
特別国際音楽賞
ENHYPEN(エンハイプン)は、韓国のサバイバルオーディション番組で選抜され、2020年にデビューした韓国の男性アイドルグループです。メンバーはHEESEUNGさん、JAYさん、JAKEさん、SUNGHOONさん、SUNOOさん、JUNGWONさん、NI-KIさんの7人。2021年には日本デビューを果たし、2022年9月から日本を含むワールドツアーを開催しました。代表曲は「Bite Me」「Given-Taken」などです。
YOASOBI
特別国際音楽賞
YOASOBI(ヨアソビ)は、コンポーザーのAyaseさん、ボーカルのikuraさんからなるユニット。 2019年のデビュー曲「夜に駆ける」は、ストリーミング累計再生回数が史上初となる10億回超えを記録しました。
2023年にリリースし、TVアニメ「【推しの子】」(おしのこ)のオープニング主題歌にもなっている「アイドル」は、米ビルボード・グローバル・チャートGlobal Excl. U.S.、Apple Music「トップ100:グローバル」、YouTube music charts TOP 100 songs Globalでも首位を獲得し、J-POP史上初となる記録を次々と打ち立て続けています。
Ayase
作曲賞 YOASOBI「アイドル」
Ayase(あやせ)さんは、YOASOBIのコンポーザーで、楽曲制作を担当。“小説を音楽にするユニット”のコンセプトを掲げ、すべての曲に原作となる小説があるYOASOBIの作詞と、作曲もすべて手掛けています。
受賞作の「アイドル」は、原作・赤坂アカ氏、作画・横槍メンゴ氏による漫画「【推しの子】」を原作とするアニメの主題歌です。キラキラしたアイドルの姿と、芸能界の闇を感じさせるダークなパートの二面性が表現されています。
Hiro
作詞賞 MY FIRST STORY「I'm a mess」
Hiro(ヒロ)さんは、2012年デビューのロックバンドMY FIRST STORYのボーカルです。森進一さん・森昌子さん元夫妻の三男でもあり、長兄はONE OK ROCKのボーカル・Takaさんです。
Hiroさんが作詞をした受賞作「I’m a mess」は2021年にリリースしたシングル「告白」のカップリング曲で、2023年にTikTokで流行しました。タイトルの「I’m a mess」は直訳で「私は混乱している」という意味で、「(コロナ禍のなかで)自分なりの想いやその時抱えていた葛藤を包み隠さずに書いた楽曲」だとHiroさんは語っています。
本間昭光
編曲賞 天童よしみ「星見酒(ほしみざけ)」
本間昭光(ほんま あきみつ)さんは、楽曲の提供やアレンジ、プロデュース、バンドマスターなどとして活動するミューシャンです。槇原敬之さん、広瀬香美さん、ポルノグラフィティ、いきものがかりをはじめ、多くのアーティストの楽曲アレンジやプロデュースを担当しています。受賞曲の「星見酒」は、天童よしみさんのデビュー50周年記念作品「帰郷」に続いて2作目のプロデュース曲です。
木村徹二
新人賞
木村徹二(きむら てつじ)さんは、2022年11月「二代目」でソロデビューした演歌歌手です。鳥羽一郎さんの次男で、兄・木村竜蔵さんと兄弟ポップデュオ「竜徹日記」としても活動しています。代表曲でもある「二代目」は、兄の木村竜蔵さんが作詞・作曲をしています。
FRUITS ZIPPER
新人賞
FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)は、アソビシステムの新プロジェクト・KAWAII LAB.から2022年に結成されたアイドルグループです。メンバーは月足天音さん・鎮西寿々歌さん・櫻井優衣さん・仲川瑠夏さん・真中まなさん・松本かれんさん・早瀬ノエルさんの7人で、「原宿から世界へ」をコンセプトに「NEW KAWAII」を発信しています。代表曲でもある2ndシングル「わたしの一番かわいいところ」が、TikTokで話題になりました。
僕が見たかった青空
新人賞
僕が見たかった青空(ぼくがみたかったあおぞら)は、秋元康さんのプロデュースで、乃木坂46の公式ライバルとして誕生。応募総数3万5678人の中から選ばれた23人で2023年6月に結成されました。代表曲「青空について考える」は、フジテレビ「お台場冒険王 2023 SUMMER SPLASH!」テーマソング、中京テレビ・日本テレビ系列「それって!?実際どうなの課」8月度エンディングテーマ、CHINTAI「お部屋探しデビュー」篇CMなどとタイアップしています。
LIL LEAGUE
新人賞
LIL LEAGUE(リル リーグ)は、LDH史上最大のオーディション「iCON Z 2022 ~Dreams For Children~」で男女総エントリー約4万8000人から選抜された平均年齢16歳のダンス&ボーカルグループ。メンバーは岩城星那さん、中村竜大さん、山田晃大さん、岡尾真虎さん、百田隼麻さん、難波碧空さんの6人で、2023年にデビューしました。代表曲でもあるデビュー曲「Hunter」は、テレビ東京ドラマ24「今夜すきやきだよ」エンディングテーマです。
三波春夫
企画賞 「決定版 三波春夫映像集」
三波春夫(みなみ はるお)さんは、1957年にデビューした戦後昭和の歌謡界を代表する歌手です。デビュー前には浪曲師「南篠文若(なんじょう ふみわか)」としても活動していました。「チャンチキおけさ」「東京五輪音頭」などヒット曲を多数輩出し、2001年4月、77歳で亡くなりました。
受賞作は、三波春夫・生誕100年記念として2023年7月にリリースされたDVD4枚セットです。貴重なNHK所蔵映像も収録しています。
EBiDAN(恵比寿学園男子部)
企画賞 「前略、道の上より」
EBiDAN(エビダン)は、芸能事務所スターダストプロモーションの若手男性俳優・タレントで構成されたアーティスト集団です。2010年に活動開始し、現在はEBiDAN内に超特急やM!LKなどのユニットが複数あります。
受賞作の「前略、道の上より」は、超特急、M!LK、SUPER★DRAGON、さくらしめじ、ONE N' ONLY、原因は自分にある。、BUDDiiSの7組48名によるEBiDAN全体曲として2023年4月にリリースされました。1984年にリリースされた一世風靡セピアの名曲「前略、道の上より」のカバーです。
HIROBA
企画賞「HIROBA」
HIROBA(ヒロバ)は、いきものがかりの水野良樹さんが「他者と出会い、そこでともに語らい、ともにつくり、ともに考えることができる”場”を作り出したい」をコンセプトに2019年からスタートしたソロプロジェクトです。小田和正さんや高橋優さんとのコラボや、オフィシャルYouTubeチャンネルでのトーク番組、小説家とコラボしたCD付き短編小説集を出すなど、さまざまな企画を行っています。2023年にはこれまでの活動の集大成としてライブイベントを開催し、アルバム「HIROBA」をリリースしました。
竹島宏
企画賞 「ヨーロッパ三部作『プラハの橋』『一枚の切符』『サンタマリアの鐘』」
竹島宏(たけしま ひろし)さんは、2002年に「いいもんだ いいもんだ」でデビューしたムード歌謡・演歌の歌手です。「ヨーロッパ三部作」は、デビュー20周年に合わせて3年連続でリリースしたシングル3作品。2021年「プラハの春」2022年「一枚の切符」2023年「サンタマリアの鐘」の3作で、作中に登場した男女の愛の物語が3作目で完結します。
辰巳ゆうと
日本作曲家協会選奨
辰巳ゆうと(たつみ ゆうと)さんは、2018年「下町純情」でデビューした演歌歌手です。その年の第60回日本レコード大賞にて、最優秀新人賞を受賞しました。翌年には第1回日本演歌歌謡大賞の奨励賞も受賞しています。代表曲は「おとこの純情」で、2023年1月に「心機一転」をリリースしました。
犬塚弘
特別功労賞
犬塚弘(いぬづか ひろし)さんは、コミックバンド「ハナ肇とクレージーキャッツ」のメンバーでベーシストです。クレージーキャッツのメンバーとして、映画「ニッポン無責任時代」などのいわゆる“クレージー映画”と呼ばれる喜劇映画シリーズに出演しました。俳優としても活躍し、「男はつらいよ」シリーズやなどにも出演しています。2023年10月に94歳で亡くなりました。
大橋純子
特別功労賞
大橋純子(おおはし じゅんこ)さんは、1974年アルバム「フィーリングナウ」でデビューした歌手です。1982年には第24回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞しました。その後もライブ活動を続け、2023年11月に73歳で亡くなりました。代表曲には「たそがれマイ・ラブ」「シルエット・ロマンス」などがあります。
KAN
特別功労賞
KAN(かん)さんは、1987年「テレビの中に」にてデビューしたシンガーソングライターです。1990年に発売した5thアルバム「野球選手が夢だった。」の中の「愛は勝つ」が、フジテレビ系「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」に起用され、累積売上200万枚超のヒットとなりました。1991年に同曲で、第33回日本レコード大賞(ポップス・ロック部門大賞)を受賞しています。2023年11月に61歳で亡くなりました。
小西良太郎
特別功労賞
小西良太郎(こにし りょうたろう)さんは、音楽プロデューサーであり、評論家でもあります。八代亜紀さんの「舟唄」「雨の慕情」、坂本冬美さんの「夜桜お七」などをプロデュースしました。1993年から1999年までの7年間は日本レコード大賞の審査委員長、その後制定委員を務め、2005年に日本レコード協会レコード倫理審査会学識経験者委員に任命されています。2023年5月に86歳で亡くなりました。
坂本龍一
特別功労賞
坂本龍一(さかもと りゅういち)さんは、作曲家・編曲家・ピアニスト・俳優・音楽プロデューサーです。音楽グループのイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)では、テクノポップやニュー・ウェイヴの分野で活動しました。映画音楽では「戦場のメリークリスマス」で、日本人初の英国アカデミー賞 作曲賞を受賞。「ラストエンペラー」では日本人初のアカデミー作曲賞、ゴールデングローブ賞 作曲賞、1989年第31回グラミー賞最優秀オリジナル映画音楽アルバム賞など世界的な音楽賞を受賞しました。2023年3月に、71歳で亡くなりました。
櫻井敦司
特別功労賞
櫻井敦司(さくらい あつし)さんは、1987年デビューのロックバンド・BUCK-TICKのボーカリストとしての活動を経て、2004年本格的なソロ活動を開始。2015年には10年ぶりのソロ活動としてソロプロジェクト・THE MORTALを始動し、映画「ウーマン・イン・ブラック2 死の天使」へ楽曲「MORTAL」を提供しました。2023年10月に57歳で亡くなりました。
高橋幸宏
特別功労賞
高橋幸宏(たかはし ゆきひろ)さんは、サディスティック・ミカ・バンドやイエロー・マジック・オーケストラ(YMO) のメンバーとして活動したミュージシャンです。さまざまなミュージシャンとコラボやプロデュースも行いました。2023年1月に70歳で亡くなりました。
竹村次郎
特別功労賞
竹村次郎(たけむら じろう)さんは、ビッグバンド用編曲を数多く手掛けた作曲家・編曲家です。都はるみさんの「北の宿から」、大川栄策さんの「さざんかの宿」などの編曲も手掛けました。2023年1月に89歳で亡くなりました。
谷村新司
特別功労賞
谷村新司(たにむら しんじ)さんは、シンガーソングライター、タレント、作詞家、作曲家として活動したミュージシャンです。1971年、堀内孝雄さんと結成したアリスのリーダーとなり、「今はもうだれも」「冬の稲妻」「チャンピオン」「狂った果実」などのヒットを連発しました。ソロ活動でも「陽はまた昇る」「昴」などヒット作が多くあります。2023年10月に74歳で亡くなりました。
遠山一
特別功労賞
遠山一(とおやま はじめ)さんは、1951年に結成したダークダックスのバス担当です。ロシア民謡「ともしび」が1957年にヒットしたのをきっかけに、歌謡界にコーラスブームを巻き起こし、世界各国で活躍しました。1987年には、メンバーが変わらず日本で最も長期に渡って活動するコーラスグループとしてギネス世界記録に認定されています。2023年9月に93歳で亡くなりました。
三浦徳子
特別功労賞
三浦徳子(みうら よしこ)さんは、アイドルの楽曲を中心に、多数の歌詞を提供した作詞家です。八神純子さんの「みずいろの雨」、郷ひろみさんの「お嫁サンバ」、早見優さんの「夏色のナンシー」、松田聖子さんの「青い珊瑚礁」のほか、ハロー!プロジェクトや旧ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)関連などに多くの歌詞を提供し、ヒット曲を生み出しました。2023年11月に74歳で亡くなりました。
もんたよしのり
特別功労賞
もんたよしのりさんは、1971年「この足の鎖ひきちぎりたい」でソロデビュー。1980年には、もんた&ブラザーズとして再デビューし、「ダンシング・オールナイト」が大ヒットしました。同曲で第22回日本レコード大賞金賞、第11回日本歌謡大賞放送音楽特別賞、第13回全日本有線放送大賞などを受賞しています。2023年10月に72歳で亡くなりました。
2023年レコード大賞の司会者は?いつ発表?
2023年11月29日時点で、2023年の年末に行われる第65回日本レコード大賞の司会者は発表されていません。2022年度の司会者は12月6日に発表されたので、まもなく判明すると予想されます。昨年の司会は、TBSアナウンサーの安住紳一郎(あずみ しんいちろう)さんと女優の有村架純(ありむら かすみ)さんが務めました。安住アナウンサーは、2012年から11年連続でレコード大賞の総合司会を務めているため、今年も司会者となる可能性は高そうです。
2023年レコード大賞出演者のまとめ
2023年レコード大賞の受賞者が、11月22日に発表されました。大賞受賞者や最優秀新人賞が発表される「第65回日本レコード大賞」の放送は、2023年12月30日17時30分からです。司会者などの情報も、追って発表される予定なので、誰が大賞を受賞するのかと合わせて、楽しみに待ちましょう。
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