勝った選手と、それを祝う仲間。もう青春だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」12月1日の第1試合でU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)がオーラスに逆転のアガリを決めてトップを獲得。うれしさを隠さず控室に向かう通路を歩いているところで、チームメイトの仲林圭(協会)と飛び跳ねながらハイタッチし、ファンの反響を呼んだ。
鈴木優と仲林は昨期からチームに加入した“同期生”。Mリーグ内にはEX風林火山の二階堂瑠美、二階堂亜樹(いずれも連盟)の姉妹による「るみあき」、KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人、滝沢和典(いずれも連盟)の「タキヒサ」など、チーム内コンビが複数結成されている。1日2試合のMリーグにおいて、このコンビで第1試合・第2試合と戦うケースも多く、最近では「るみあき」が機能し、一気にポイントを稼いだ時期があった。
このコンビ勢に新たに加わったのが鈴木優、仲林の「UKコンビ」。所属している団体は異なるものの、U-NEXT Piratesでチームメイトとなってからは急速に距離を縮め、お互いが頼れる相棒となってきている。天然キャラながら卓上では「戦闘民族」と呼ばれるほど攻める鈴木優と、普段は陽キャだが麻雀では正統派一直線という仲林。それぞれ異なる長所を持つ名コンビだ。
この日の第1試合では鈴木優が劇的な逆転トップ。帰りの通路で、おそらく仲林が待ち構えているだろうことを予想していた鈴木優だが、姿が見えないため「あれ?」と独り言。すると、曲がり角の部分で隠れていた仲林が思い切り飛び跳ねながら鈴木優に駆け寄り、歓喜のハイタッチ。部活動に燃える高校生の青春を感じさせるようなはしゃぎ方に、ファンからも「仲良しさんで観ていてとても微笑ましい」「UKコンビ好きすぎる」といったコメントが集まっていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







