Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、12月4日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、今期まだ勝利のないKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)と、BEAST Japanext・中田花奈(連盟)の女性選手対決。どちらも麻雀界の枠を飛び越えて活躍するビジュアルクイーンだが、待望の初勝利で笑顔の花を咲かせるのはどちらか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsBEAST
高宮はプロ雀士としてデビューして間もないころから、小柄ながらもメリハリあるスタイルと、優しげでありつつも妖艶な表情も見せられることからグラビアでも活躍。一気に人気雀士の仲間入りを果たした。Mリーグでは荒波に揉まれつつも着実にレベルアップ。今期こそまだ勝利はないが、爆発力も備えるタイプだけに爆発のきっかけさえ掴めば、激しく突き進む「ボディ麻雀」が披露される。
アイドルグループ乃木坂46のメンバーとしても活躍してきた中田は、今期からMリーグ入りを果たした。舞台度胸は十分だが、卓上では相手選手の出方を慎重に見る戦いが続き、点棒を削られるシーンも増えてきた。開幕前には、分かりやすい大物手でファンを喜ばせたいと語っていただけに、どこかで腹を括って前に出る覚悟が必要。強敵ばかりとの対戦が続くが、壁を乗り越えた先には大歓声が待っている。
悩める女性2人の前に君臨するのが、強敵2人。赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)は過去のシーズンを振り返っても最高の仕上がりで、堂々の個人首位。リスクを負っての勝負ではなく、冷静に損得を考えて勝負を挑むタイプだけに、高水準で安定している時にはまるで隙がない。少し風が吹けば、まだまだプラスを積み重ねる。
剛腕のイメージがあるEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)も試合の組み立て自体は実に繊細。対戦相手の特徴もしっかりと捉えつつ、行く時はドンと迫力を出していくあたり、実にクレバーな選手だ。腕ごとドスンとツモる様子は、ファンにとっても盛り上がりポイントだ。
【12月4日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人1位 +278.4
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人23位 ▲46.2
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)個人31位 ▲149.0
BEAST Japanext・中田花奈(連盟)個人27位 ▲113.5
【12月1日終了時点での成績】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +319.6(38/96)
2位 EX風林火山 +291.3(40/96)
3位 U-NEXT Pirates +232.5(40/96)
4位 赤坂ドリブンズ +133.3(40/96)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +123.1(38/96)
6位 渋谷ABEMAS +49.1(40/96)
7位 TEAM雷電 ▲166.4(40/96)
8位 BEAST Japanext ▲433.2(38/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲549.3(38/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)