日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第10節A卓が12月4日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のKONAMI麻雀格闘倶楽部でもプレーした前原雄大が卓内トップを取った。
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
16人中4人が降級するリーグ戦で、今回卓を囲んだのは降級ラインが見える4人。大ベテラン前原は、1回戦で3着も2回戦で1人浮きのトップ。3回戦の3着を挟んで4回戦でもこの日2度目のトップを取り、4戦2勝で大きくポイントを戻した。
降級圏から大きく離れることに成功した前原だったが「麻雀は積み重ねのゲーム。その結果が今この様になっています。一生懸命やってどういう結果が出るかわからないが、最終節も頑張ります」と引き締めていた。
【試合結果】
1位 前原雄大 +43.2
2位 伊藤優孝 ▲8.8
3位 刀川昌浩 ▲17.3
4位 石川正明 ▲37.1 ※ペナルティの▲20含む
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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