【ブンデスリーガ】マインツ 0-1 フライブルク(日本時間12月3日/メーヴァ・アレーナ)
堂安律も先発出場したブンデスリーガの試合で、両チームの選手の頭がぶつかり合う一幕があった。マインツMFのレアンドロ・バレイロが空中に上がったボールをヘディングした瞬間、そこへ勢いよく飛び込んできたフライブルクのMFニコラス・へフラーの頭と接触する。互いの頭が激しくぶつかって両者ともノックアウト。この危険な接触に会場も騒然とした。
スコアレスで迎えた12分、センターサークル付近でボールに反応したマインツのバレイロがヘディングでボールを跳ね返そうとした次の瞬間、フライブルクのへフラーが勢いよく飛び込み、両者の頭が激しく接触した。あまりの衝撃に2人はそのままピッチに倒れこみ、試合は一時中断となった。
とくにダメージが大きかったのは堂安同僚のへフラーで、側頭部から流血。ホッチキスで応急処置し、頭に包帯を巻く事態となった。その後、両者とも立ち上がり、最後はお互いに握手をしてプレー再開となっている。
この試合でABEMAの解説を務めた元日本代表MFの松井大輔氏は、「危ないですね。鼻に当たると絶対折れますね。僕も前田遼一に練習中にやられました。初めて骨を折りましたよ」 と、自身の経験を踏まえて心配した。
また視聴者からも、「いってぇ」、「ごっつん」、「これは痛そう」、「危ない」、「大丈夫か」と、激しい接触に選手を心配するコメントが寄せられた。
言うまでもなく、頭同士の接触には脳震盪などの小さくないリスクが伴う。昨季までブンデスリーガでプレーをしていた現リヴァプールの遠藤航もかつて頭を強打し、一時意識を失い搬送された経験がある。激しい展開が多い試合であっても、選手たちには注意を払ってもらいたい。
(ABEMA/ブンデスリーガ)