復活するからフェニックス 魚谷侑未が「ドキドキバクバク」の逃げ切り勝利 チーム2年ぶりのデイリーダブル達成/麻雀・Mリーグ
【映像】冷や汗ものの逃げ切りトップに笑顔の魚谷

 セガサミーフェニックスの魚谷侑未(連盟)が12月5日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」の第2試合に登板。11月27日の第2試合に続いて個人連勝を飾り、チームとしても第1試合の醍醐大(最高位戦)と共に2年ぶりのデイリーダブルを達成した。

【映像】冷や汗ものの逃げ切りトップに笑顔の魚谷

 当試合は起家からTEAM雷電・萩原聖人(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、魚谷の並びでスタートした。魚谷は東1局でリーチ・ツモ・赤の4000点(供託1000点)をアガったが、東2局では親の渋川が7800点、東2局1本場では萩原が満貫・8000点(+300点)を獲得と一進一退の攻防。東3局ではツモリ四暗刻の形からリーチ・東・対々和・三暗刻の跳満・1万2000点(供託1000点)を成就させるも、流局で迎えた南1局1本場では親の萩原が跳満・1万8000点を奪取してトップ目に立たれた。

 「ちょっと自信があった」「ズボッと入って、これはちょっと嬉しい」。それでも魚谷は南1局1本場、巧みなターツ選択でリーチまで持ち込むと、リーチ・ツモ・平和の2700点(+300点)をアガって、すぐさま逆転。南2局でもリーチ・ツモ・ドラの4000点(供託1000点)を加点した。萩原と内川に跳満ツモで逆転されるオーラスでは、リーチをかけた萩原が何と赤の5筒をツモ。「いつも僅差の勝負をやらせてもらって、ドキドキバクバクしています」。裏ドラが乗れば跳満で逆転されるところだったが、これが乗らずになんとか逃げ切り勝利を決めた。

 これでチームは2年ぶりのデイリーダブルだ。「辛い状況の中、フェニックスを応援してくださるみなさま、いつもありがとうございます」。ファンに感謝した魚谷は、「今日は醍醐さんの初トップと、2年ぶりのデイリーダブルをすることができて嬉しい気持ちです」と笑顔を見せた。チームは依然として最下位だが、1日で122.8ポイントを獲得。「まだまだポイント差としてはありますが、これから波に乗っていけたらいいなと思っておりますので、今後も応援よろしくお願いします」。不死鳥がファイナルシリーズ進出、その先の優勝に向けて翼を広げる。

【第2試合結果】

1着 セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)3万5300点/+55.3
2着 TEAM雷電・萩原聖人(連盟)3万4400点/+14.4
3着 KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)1万9800点/▲20.2
4着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)1万500点/▲49.5

【12月5日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +239.6(40/96)
2位 U-NEXT Pirates +232.5(40/96)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +177.9(40/96)
4位 赤坂ドリブンズ +175.3(42/96)
5位 EX風林火山 +126.3(42/96)
6位 渋谷ABEMAS +6.9(42/96)
7位 TEAM雷電 ▲167.0(42/96)
8位 BRAST Japanext ▲365.0(40/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲426.5(40/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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