【ブンデスリーガ】マインツ 0-1 フライブルク(日本時間12月3日/メーヴァ・アレーナ)
すっかり“因縁”となってしまった者同士による3度目の対決が勃発した。前半にマインツのMFレアンドロ・バレイロからのハードタックルを受けてたフライブルクのMFニコラス・ヘフラーは、後半に入ってやり返すかのように足を踏んづける。これにはABEMA解説の松井大輔氏も、「やられたらやり返すのは当たり前」とヘフラーの心理状態を分析している。
フライブルクのヘフラーとマインツのバレイロのデュエルは、この試合ですっかり因縁となってしまった。両者は12分にエアバトルで頭同士が接触してへフラーが流血する事態となり、29分にはバレイロが背後からの危険タックルで相手の足を削る。この流れを受けて後半開始直後の47分には、“第3ラウンド”が勃発した。
へフラーのボールタッチが大きくなった瞬間、バレイロが先に足を出して味方にパスを繋ぐ。するとフライブルクMFは、自分の足下でボールを突いたマインツMFの足を踏んづけた。この危険なプレーには主審もすぐさま笛を吹いた。
解説の元日本代表の松井氏は、「やられたらやり返すのは当たり前。前半やられたことを覚えているはず。選手は絶対に覚えていて、後半やるぞと。これでおあいこ」とコメント。ヘフラーの心理状態をサッカー選手目線で分析した。
他国と比べても1対1に重きを置くドイツでは、こうした「やられたらやり返す」シーンが注目されがち。ファウルや危険すぎるプレーは決して褒められたものではないが、因縁が生み出すバチバチ感はブンデスリーガの魅力の1つと言えるだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)