【ブンデスリーガ】ホッフェンハイム3-1ボーフム(日本時間12月9日/プレゼロ・アレーナ)
危険なプレーに選手がブチギレる場面があった。カウンターに転じようとした場面でボーフムMFシュテーガーは相手選手に後ろから削られた。その直後に今度は追い打ちの膝蹴りが頭部に直撃。立て続けの危険なプレーを受けると、主審に対して激しく抗議を行った。
スコアレスで迎えた28分、ホッフェンハイムの攻撃に耐えたボーフムは自陣からカウンターに転じようとしていた。
このタイミングでボールを受けたボーフムMFケヴィン・シュテーガーだったが、ホッフェンハイムMFアントン・シュタッハに後ろから削られて転倒。このプレーで主審は笛を吹いたが、ボールを追いかけたホッフェンハイムMFの膝が起き上がろうとしたシュテーガーの頭部に直撃した。
2連続での危険なプレーを受けたオーストリア代表MFはブチギレ。主審に抗議を行い、ABEMA視聴者からも「危ねぇ」「危険なプレーだな」「痛そう」など、同情の声が寄せられたが、相手MFにイエローカードが提示されることはなかった。
この場面で交錯した両者は、マインツ時代にチームメイトだった。どちらかと言えばシュテーガーは攻撃的、シュタッハは守備的と、同じポジションを巡って争っていたわけではないが、かつての同僚に対してのライバル意識はあっただろう。思わず気持ちが出た場面だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)