日清食品の人気商品「日清焼そばU.F.O」。1990年代半ば、そのCMキャラクター「U.F.O.仮面ヤキソバン」として絶大なインパクトを残したマイケル富岡が12月9日、「ABEMA BOATRACE SPACE『波乗り全速!ブレインターン!!!!!!』」にゲスト生出演して、CMの誕生秘話を語った。
【映像】マイケル富岡、伝説的CM「U.F.O.仮面ヤキソバン」の揚げ玉ボンバー
ゲストを深掘りするワンコーナーでのことだった。お題は「この業界に入ったキッカケは?」といったもので、これにマイケル富岡は「15歳の時に日産のスカイライン、ケンとメリーのケン役をやった」と説明。元々「姉もモデルをやっていた」ことから「ロケ現場に遊びに行っていた」そうで、「弟さんなら一緒に写真を撮ろうよ」といった軽いノリから「オーディションを受けることになった」という。
その流れで番組MCのココリコ・遠藤章造が「あれは、どういった感じで?」とU.F.O.仮面ヤキソバンの話を振ると、マイケル富岡は「ヒーロー物が決まったよ」と事務所から伝えられたことを告白。「ヒーローになれるのかと、めちゃくちゃテンションが上がった」そうで、「しかも、麺系(のCM)」だけに「これもやばい」とギャラもかなり高額だったそうだ。ただ、いざ絵コンテを見たら「びっくり」。「赤タイツ。黄色。焼きそばを被る!」と笑いながら回想し、「そして戦う。その相手がデーブ・スペクター!」と続けてスタジオを爆笑させた。
「あの時のセリフをひと言、もしよろしければ…」。ここで遠藤がお願いすると、マイケル富岡は「安売りはしたくないんですよ。これは」と言いつつ、自らカメラの前へ。そのまま「特別ですよ」とした後に「真似していただいてもいいんですけど…」と周囲に促すと、「少し(足を)広げていただいて、膝を少し曲げていただいて」「イメージしてほしいのは、手から焼きそばが『ドンッ』って出るようなイメージ」と詳しく指導し、「揚げ玉ボンバー!」と往年の技を披露した。
これにはスタジオも拍手喝采で、遠藤も「いやー、すごい」と感動。「生で見られた。ありがとうございます」と感謝すると、視聴者からも「すごーい」「マイケル富岡、最高です」「やはりすごい人だなぁ」「子供の頃にCMで見た」などと多くの投稿が寄せられた。
(ABEMA/BOATRACEチャンネルより)