日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第10節C卓が12月11日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、紺野真太郎が1人浮きの卓内トップを取った。
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紺野は残り2節という時点で暫定5位と、昇級となる上位3位まであと2つというところにつけていた。昇級ラインまで110ポイントほどの差があり、大きく加点して少しでも詰めたいところだったが1回戦を3着とすると、2回戦は1人浮きのトップ。これで勢いづき3回戦、4回戦もトップと怒涛の3連勝を決め、節では4戦3勝ラスなしの成績で、＋55.5と大きく伸ばした。
これでトータル暫定順位も4位に浮上。「10節終わって100ポイント持っているので、昇級を狙って思いっきり戦っていこうと思います」と逆転での昇級に燃えていた。
【試合結果】
1位 紺野真太郎 ＋55.5
2位 猿川真寿 ▲13.8
3位 白鳥翔 ▲17.3
4位 高橋良介 ▲24.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A～Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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