日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第10節D卓が12月12日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」TEAM雷電でも活躍する瀬戸熊直樹が卓内トップを取った。
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
瀬戸熊は前節終了時点で暫定6位と、昇級となる3位以内も狙える位置につけていたが、今節は1回戦からトップを取ると、2回戦も浮きの2着。3回戦で2度目のトップ、4回戦は沈みの2着と、4戦2勝・全連対の好成績で+47.7と大きくポイントを伸ばした。
残り1節、暫定順位を5位まで上げ、昇級ボーダーまで約64ポイントと逆転可能な範囲まで上がってきたことに「最終節、(暫定3位の)古橋さんとこんないいところで戦えるのが楽しみです。(笑)自分のすべてをぶつけて、しっかりまくりたいと思います」と、虎視眈々と逆転昇級を狙っていた。
【試合結果】
1位 瀬戸熊直樹 +47.7
2位 内川幸太郎 +15.3
3位 近藤久春 +3.8
4位 黒沢咲 ▲66.8
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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