アニメ『呪術廻戦』より、第45話の先行カット・あらすじと、真人を演じる島崎信長のオフィシャルインタビューが公開された。
『呪術廻戦』(作:芥見下々)は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中、シリーズ累計発行部数8,000万部を突破している人気コミック。2020年10月から放送されたTVアニメ第1期が反響を呼んだほか、『劇場版 呪術廻戦 0』が全世界興行収入265億円を記録している。アニメ第2期は2023年7月6日から毎週木曜23:56~にて放送中。
島崎信長(真人役)オフィシャルインタビュー
――「渋谷事変」原作コミックや、シナリオを読まれた際の物語の印象を教えてください。
「五条 悟という最強の存在が封印されたことによって事態が動き出し、まさに「渋谷事変」という滅茶苦茶な状況が巻き起こるわけですが、キャラクター同士の群像劇や色々な要素が絡み合い、様々な闘いが勃発していくところが面白さの一つだと思います。それぞれの登場人物もとても魅力的です し、呪霊や呪詛師の思惑が絡んでくるところも注目の要素です。原作で描かれているバトルやアクションシーン、セリフなど、映像で見てみたいシーンもたくさんあります。目を背けたくなるような描写や絶望感を感じるような場面もあるのですが、これに動きや声が入って映像で観たらどんなことになるんだろうと楽しみにしていました。」
――「渋谷事変」に先駆けて、五条や夏油らの過去を描く「懐玉・玉折」が放送されました。作品をご覧になっての感想はいかがですか。
「ドラマとしては夏油の物語が面白いと感じました。彼が何を見て、何を経験して、あんな風になってしまったのか。終盤近くまで、高専時代の 2 人の青春がしっかりと描かれていて、彼らの友情が描かれていたからこそ、その後のギャップであったり、五条や夏油の孤独がすごく身に沁みるというか。「渋谷事変」の前に、このエピソードを描くことで、五条はやはり最強を背負ってる人物なんだなという実感を持って「渋谷事変」の物語に繋がることができるのだと思いました。」
――シリーズを通して、ご自身が好きなキャラクターや、気になるキャラクターは誰でしょうか。
「やはり一番好きなのは真人ですね。自分が関わる役は、どこかしら自分の分身のように掘り下げていくもので、このキャラクターはどんなことを考えているのかなと感情移入もしますし。真人は意外にシンプルなキャラクターだと思っています。呪いとしての本能の赴くままに生きている純粋なキャラクターなんです。自分が敗れそうになった時も、その死の感覚を楽しんでいたりするところもあって。でも、真人は経験したことを通して、どんどん変わっていく、変化していくキャラクターでもあります。“虎杖を殺したい”と、個人の強い意思として自我を持ち、虎杖に執着していくようになる。成長すればするほど、皮肉なことに人間らしさが見えてくるんです。最初の本能だけで行動している頃は、他者への共感が無く、怖いと感じる部分もありましたが、成長した今の真人は、ベストな選択ではないと分かっていても、己の強い意志のために行動してしまうようなところがある。自身の命にも執着するようになったと思います。そんな変化が面白くて、それを自分なりに埋めていくと、案外わかり易くて馴染むキャラクターだなと感じています。」
――『呪術廻戦』の魅力はどんなところにあると思いますか。
「『呪術廻戦』の登場人物って、呪霊も含めて皆人間くさいなって感じています。徹頭徹尾純粋で真っ白な光とか、完全に真っ暗な闇みたいな人はいなくて、皆清濁併せ持っている。立ち位置が変われば白と黒は裏返るし、純白の闇やら漆黒の光なんかも有り得るし、同じ人物でも色がころころ変わったりもする。シンプルな記号しか持たないキャラクターとしてではなく、綺麗なところ汚いところ、強いところ弱いところ、格好良いところ格好悪いところ、矛盾する部分なんかも含めてグラデーション豊かに人間を描いているところが、物語に引き込まれる要素の一つなんじゃないかなと思います。」
――虎杖との壮絶な闘いを繰り広げる第 45 話の放送に向けて、視聴者へのメッセージをお願いします。
「44 話をご覧いただくと分かるかと思うのですが、真人は今はもう最高潮に虎杖との戦いを楽しんでいます。この最後の呪い合いがこの先どうなっていくのか、ぜひご覧いただいて感じてもらいたいです。きっと映像もすごいことになるのではと思います。スタッフ、キャスト一同が全力で取り組んでおりますので、ぜひ楽しんでください。」
第45話(第2期21話)「理非-参-」
あらすじ
窮地を救われた虎杖は東堂に鼓舞され、立ち上がる。激しい攻防の中、虎杖、真人に続いて東堂も黒閃を繰り出し、三者それぞれが120%の潜在能力を引き出すに至る。ギアを上げた真人は、「多重魂」「撥体」による全方位範囲攻撃を繰り出し襲い掛かる。ついに、虎杖、東堂、真人による最後の呪い合いが始まる―。
※島崎信長の崎は「立つ崎」
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
アニメ「呪術廻戦」放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイ(タップで動画へ) | みどころ |
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1 | 両面宿儺 | 虎杖が“宿儺の指”を喰らう |
2 | 自分のために | 最強呪術師・五条が宿儺と対決 |
3 | 鉄骨娘 | 1年の紅一点・釘崎野薔薇が登場 |
4 | 呪胎戴天 | 宿儺が領域展開を発動 |
5 | 呪胎戴天-弐- | 宿儺vs伏黒、衝撃的な結末 |
6 | 雨後 | 虎杖がキモカワイイ呪骸と修行 |
7 | 急襲 | イケメンすぎ&強すぎ!五条が素顔公開 |
8 | 退屈 | 初対面で女のタイプを聞く男が襲来 |
9 | 幼魚と逆罰 | 七海が強烈な名言を連発 |
10 | 無為転変 | 七海vs真人、緊迫の戦い |
11 | 固陋蠢愚 | “時間外労働”に突入した七海 |
12 | いつかの君へ | 虎杖vs吉野の辛すぎる戦い |
13 | また明日 | 虎杖&七海と真人の激闘 |
14 | 京都姉妹校交流会-団体戦(0)- | 東京校、京都校の生徒が対峙 |
15 | 京都姉妹校交流会-団体戦(1)- | “親友”との存在しない記憶 |
16 | 京都姉妹校交流会-団体戦(2)- | 異種格闘技戦?パンダvsメカ丸 |
17 | 京都姉妹校交流会-団体戦(3)- | 真希vs真依、双子の因縁と絆 |
18 | 賢者 | 御三家相伝術式対決、伏黒vs加茂 |
19 | 黒閃 | 虎杖覚醒!ブラザーとの共闘 |
20 | 規格外 | 五条が規格外の大技をぶっ放す |
21 | 呪術甲子園 | 原作者考案の選手紹介テロップに注目 |
22 | 起首雷同 | 伏黒の過去と深まる1年ズの絆 |
23 | 起首雷同-弐- | 伏黒が出した本気、領域展開発動 |
24 | 共犯 | “共犯者”になった虎杖と釘崎 |
25 | 懐玉 | アオハルが過ぎるバスケシーン |
26 | 懐玉-弐- | 五条、調子に乗る |
27 | 懐玉-参- | 五条vs甚爾戦のスピード感! |
28 | 懐玉-肆- | 天上天下唯我独尊 |
29 | 玉折 | 動揺する若き五条 |
30 | そういうこと | またな |
31 | 宵祭り | 語りかける三輪、沈黙のメカ丸 |
32 | 渋谷事変 | 公園でハシャぐ呪霊達 |
33 | 渋谷事変 開門 | 五条の叫び「オマエは誰だ!!」 |
34 | 昏乱 | 封印されてもなお力を見せる五条 |
35 | 降霊 | 五条悟爆誕 |
36 | 鈍刀 | 七海が見せた1級呪術師の凄み |
37 | 赫鱗 | 脳内に溢れ出した、存在しない記憶 |
38 | 揺蕩 | 伏黒が領域内に乱入!(2回) |
39 | 揺蕩-弐- | 夏油を慕うミミナナの過去シーン |
40 | 霹靂 | 息子・恵に気づいた甚爾の選択 |
41 | 霹靂-弐- | 宿儺vs魔虚羅の人外対決! |
42 | 理非 | 虎杖に「託した」七海 |
43 | 理非-弐- | 「悪くなかった」!! |
44 | 理非-参- | メカ丸の言葉、三輪の涙 |
45 | 変身 | 高田ちゃん無双 |
46 | 変身-弐- | どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!! |
47 | 渋谷事変 閉門 | ついに乙骨登場! |
出演声優がMCを担当!『声優と夜あそび2023』情報
■孔時雨役・安元洋貴さんが月曜MCを担当『声優と夜あそび2023』
■脹相役・浪川大輔さんが木曜MCを担当『声優と夜あそび2023』
■パンダ役・関智一さんが金曜MCを担当『声優と夜あそび2023』