こんな爆弾、隠された相手はたまらない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」12月14日の第1試合。赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)が赤3枚使いのアガリをゲット。したたかで鮮やかな攻撃に、ベテラン解説者も興奮しきりだった。
東3局、浅見は中盤に赤3枚を使ったタンヤオのテンパイ、待ちは4・7筒だ。十分に高いこともあり、リーチはしない選択を取った。実況の日吉辰哉(連盟)は「ヤミテンできた!タンヤオ赤3だ!」。ベテラン解説者の土田浩翔(最高位戦)も「わー!」と声を上げる。先に仕掛けてテンパイしていたU-NEXT Pirates・仲林圭(協会)はカン3索待ち。浅見はその3索を暗刻にしてのテンパイで、圧倒的有利の状況となった。
4・7筒は仲林の現物で、他家から打たれる可能性も高い。日吉は「浅見の時限爆弾が爆発する!」とさらに鼻息を荒くする。ファンも「時限爆弾ー!!」「これは強いか」「うおおおお、いけ!!!」「まきどん!!」と選手へエールを送り大興奮だ。
結果は仲林が7筒を掴み、浅見がロン。タンヤオ・赤3の8000点が完成した。「きちゃあああ!」「よしっ!」「あさみん強いな」「ナイス!」「まきどんとんでもないホームランだな」とファンは喜びの声を多数寄せ、土田も「強烈!」と唸った。
赤い宝石3個入りの時限爆弾。ライバルからすればこれは回避不能の一撃だ。解説者も興奮の大きなアガリ。キラキラと輝く画面がファンに強い印象を与えたワンシーンだった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)