この男が西待ちでテンパイしたら、ファンも放送席も穏やかではいられない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」12月18日の第2試合。KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎（連盟）が“因縁の西”で超大物手をテンパイ。その後に見事アガリを決め、実況者は絶叫。ファンからも大きな声援が寄せられた。
場面は南4局2本場。トップ目・内川は西待ちの混一色・七対子・ドラ2をテンパイ。ツモれば親倍満、出ても親跳満という大チャンスだ。実況の日吉辰哉（連盟）は「うわああ！西で待ってる！良くない！2山！」と絶叫。視聴者も「うわあぁ」「やばい」「西単騎きたー」「西ｗ」「にしかわ！」と大騒ぎだ。
内川にとって西は、2019-20シーズンでTEAM雷電・黒沢咲（連盟）に四暗刻単騎を放銃した因縁の牌。ファンにとってはいまだに語り草だ。この牌で、この超大物手をアガることができるのか。注目の結果は、U-NEXT Pirates・仲林圭（協会）が掴んでしまう。日吉は「西だー！」と声を枯らし、視聴者も「うおおおお！！！」「えぐいのきたww」「そんなことあんの！？」と多数の反響を寄せた。内川は1万8000点（＋600点）をゲット。この時、仲林も好形のイーシャンテンで、止まるはずがない字牌だった。
“因縁の西”で豪快な一発に実況者は声を枯らし、視聴者も絶叫連発。イケメン雀士・内川の最高のアガリにその後はしばらく余韻の沈黙が流れていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
