脳内をフル回転して戦うプロ雀士にとっては、頭を麻雀から切り離すこともリフレッシュにつながるようだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」第1試合に出場したU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が試合前にカメラマンの質問に対し、麻雀で受けたストレスの解消法を笑顔で明かした。
瑞原は早大卒の才女で、ネット麻雀で腕を磨いた後2014年のプロ雀士に。2019-20シーズンからMリーグに参加すると2年間は個人成績でマイナスだったが、3年目の2021-22シーズンに+440.6の好成績でMVPを獲得してブレイク。続く2022-23シーズンも、レギュラーシーズン最終盤まで2年連続MVPを争うなど、人気雀士が多く揃うMリーグの中でも存在感抜群の女性選手として認知されている。
自身のYouTubeチャンネルでは、麻雀以外の配信も行うことが多い瑞原だが、試合前にカメラマンから麻雀で受けたストレスをどうやって解消しているかと質問を受けると「私は結構趣味がいろいろある」と回答。さらに「漫画とかドラマとかを一気見すると、そっちの世界に没入できてリフレッシュできます」と続けた。
1巡ごとにいろいろと状況が変わる麻雀では、複数の情報を一斉に処理する能力も求められるところ。リフレッシュには、まるで別のことで脳内を埋め尽くすのが瑞原にとってはいいようで「別世界に脳みそだけ行く、みたいな」と独特の表現で語ると、思わず自ら笑い出してしまう瞬間もあった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)